この記事では、スポーツ中継など長時間テレビ観戦するときにおすすめのソファーやグッズをご紹介します。
スポーツをテレビ観戦する機会も増えてきましたが、皆さんのご自宅は観戦する環境が整っているでしょうか?
特にソファーやチェア等に長時間腰掛けることもあり、同じ体勢でいても疲れないことが大切です。
長時間同じ体勢は危険!その理由とは?
車の運転を長時間行うと、「エコノミークラス症候群」になると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
長時間同じ体勢でいることはそういった症に繋がるリスクを伴いますが、それはソファーでテレビを見て居ても起こり得ることです。
ここからは、同じ体勢でいると危険である理由をご説明していきます。
エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)とは
長時間同じ体勢でいることで脚が圧迫され、血流が悪くなってしまい、血栓ができやすくなります。
この血栓が静脈に詰まってしまうと発症してしまうのがエコノミークラス症候群だと言われています。
発症してしまうと呼吸困難や胸痛、冷や汗をかいたり失神してしまう方もいるとあって、人によっては重大な病気に繋がりかねない危険な症です。
脱水症状が原因だった!
エコノミークラス症候群は「旅行者血栓症」とも言われており、飛行機や列車等の移動時にその空間が乾燥していたり、低気圧によって体内の水分が失われてしまい、脱水状態を引き起こします。
その結果、血液の粘度が上がるため、エコノミークラス症候群となってしまうのです。
また、肥満であったり、高齢者、呼吸器の疾患を持っている方や血栓症の素因を持つ方は症状が出やすいことが分かっています。
エコノミークラス症候群にならないためには
エコノミークラス症候群にならないためには脚の血流を正常に保つことが大切です。
脚のマッサージを行ったり、姿勢を変えたり、定期的に歩行する等して、血の巡りが悪くならないようにしましょう。
また、水分補給も重要です。
自宅でスポーツ観戦時にはお酒を飲む方も多いと思いますが、お酒の利尿作用によって脱水症状を引き起こしやすくなることも。
お酒と同じ量の水も飲む等なし、エコノミークラス症候群を予防する必要があるでしょう。
テレビ観戦におすすめのソファーやグッズ
エコノミークラスを発症しないためにも、先述したように脚の血流の正常な状態を保ったり、脱水状態を回避する必要がありますが、座るソファーやちょっとしたグッズを気にするだけで防ぐことができるかもしれません。
そこで、ここからはエコノミークラス症候群にならないためのソファーやグッズについてご紹介していきます。
脚の血の巡りを守る「広いソファー」「硬いソファー」
シングルソファー等の狭いソファーは脚を床におろしてしまうため、これが長時間続くとエコノミークラス症候群を引き起こしてしまうかもしれません。
そのため、なるべく広いソファーを選ぶか、オットマンも併せて購入するようにして、なるべく脚を伸ばせるような環境にしましょう。
また、座ったら身体が沈み込んでしまうような柔らかいソファーは、下肢に負荷がかかってしまい、血流が悪くなる恐れがあります。ソファーは硬さがあり、脚に負担がかからないものがおすすめです。
「弾性ストッキング」「加圧ソックス」で血流を上に!
特に女性は就寝時やリラックスタイムに加圧ソックスを着用する方も多いかもしれませんが、これらは足首周辺の加圧は強いものの、脛や太ももに上がるにつれて加圧が弱くなっており、脚の血流が上に上がる仕組みとなっています。
こうすることで下肢に滞ることなく、血液が全身に循環するように促しているのです。
スポーツなど長時間テレビ観戦する際はもちろんのこと、映画を見るときや仕事をするときにもこういったグッズを活用することでエコノミークラス症候群を予防することができます。
むくみ解消にも繋がりますのでおすすめですよ。
「人をダメにするクッション」のフィット感で負担を軽減
「人をダメにするクッション」で名高いビーズクッションですが、長時間寝そべっても疲れないように体重を分散させ、身体に負担がかからないような仕組みになっています。
そのため、長時間テレビ観戦する際もこれを用いることで、エコノミークラス症候群や身体を痛めることなく快適に過ごせるのかもしれません。
ちなみに、こういったビーズクッションは、へたりが気になる方も多いかもしれませんが、例えばYogibo(ヨギボー)等のメーカーで購入すればへたりを復活させることができるため、長い目で見ればコスパが良くおすすめです。
まとめ
テレビ観戦で長時間同じ姿勢になることはよくあります。
そんなときこそ脚の血流が悪くなったり脱水症状によって引き起こされるエコノミークラス症候群に注意しましょう。
マッサージを行ったり、水分補給も必要ですが、脚に負荷のかからないソファーや加圧ソックス等で予防することもできるため是非実践してみてくださいね。