皆さんは、近所の住民の生活音や犬の鳴き声、車のエンジン音等が聞こえてきた経験はないでしょうか?
これが毎日となるとストレスになりますし、自身の生活音が近隣住民に聞かれているのかもしれないと不安に思う方もおられるかもしれません。
この記事では、多くの人が特に気になる騒音を見ていくとともに、防音対策ができるインテリア、グッズを紹介していきます。
どんな音が聞こえてくる?気になる騒音とは
皆さんは普段生活しているうえで聞こえてくる音にどのようなものがあるでしょうか?
特に印象に残っている音があれば、多くの人も気にしていると言っても過言ではありません。
ここからは、そんな多くの人が気になっている音についてみていきたいと思います。
近隣住民の足音や騒ぎ声
近隣住民の足音や、騒ぎ声というのは多くの人が気にしています。
例えば小さな子供が室内を走り回ると、特に下の階の住民にとっては騒音となっている場合があります。
また、自宅に友人や知人を招くのは良いですが、宴会のような賑やかな場を開くことで大声を出したり笑い声をあげたりして騒音となってしまっているようです。
ちなみに、親が子供を叱る声は近所によく響いているそうです。
今まで怒鳴り声を上げている方はご注意くださいね。
ピアノ等の楽器の音
ピアノやギター等楽器を演奏するご家庭も注意が必要です。
特にピアノの騒音レベルは80デシベル(dB)と言われており、これは、走行中の地下鉄の窓を開けた時に聞こえてくる騒音と同等レベルであると考えられています。
人が生活するのに望ましい騒音レベルは40〜60dBと言われており、それ以上の音を聞き続けることは難聴のリスクを高めてしまう可能性もあるのです。
工事や芝刈り機等の重機音
一軒家にお住まいでガーデニングをされている方もおられるかもしれませんが、芝刈り機等で手入れをするとなれば騒音となってしまっているようです。
また、近所で工事が行われ、その騒音で悩まされた方はおられませんか?
このときの騒音レベルは105dBにもなると考えられており、この騒音のもとでは会話ができないのはもちろんのこと、難聴のリスクを高めてしまいます。
このような事態にならないためにも、自宅を防音対策していることが重要であると考えられますよね。
防音対策におすすめのインテリア、グッズを紹介
例に挙げたような騒音を私たちは気にしており、少なからず影響しているということが分かりました。
他の住民の音や工事の音に悩まされたり、自身の生活音を漏らさないためにも防音対策をする必要があるでしょう。
そこでここからは防音対策におすすめのインテリア、グッズをご紹介します。
防音マット
防音対策の定番グッズとして挙げられるのが防音マットです。
ジムやライブハウス等でも使用されているゴム製の防音マットは、その弾力性によって音や振動を分散させて吸収します。
また、耐久性にも優れているため、子供が走り回ってもダメージが少なく長年愛用できるという特徴があります。
楽器を演奏したり、自宅で映画を鑑賞したり、トレーニング等を行いたい場合にもこのマットがおすすめですよ。
防音壁・遮音シート
壁も防音対策を取っておく必要があります。
壁には防音壁や遮音シートといった対策が挙げられますが、防音壁は音を、遮音シートは振動を防止するという効果を持っているため、高い防音効果を望むのであれば併用することをおすすめします。
また、防音効果のあるとして話題になったものに「たまごパック」があり、たまごパックの素材は再生紙であるため軽量でありながらも、中の気泡が音を軽減させる効果を持っています。
実際にたまごパックの部屋から騒音を立てたところ、別部屋の騒音レベルが−20dBになったのだとか。
防音壁や遮音シートは高価なため、安価に防音対策をしたい方におすすめです。
耳栓
近所でよく工事が行われたり、駅の沿線や幹線道路の近隣にお住まいの方は騒音に悩まされることも多いのでないでしょうか。
防音マットや防音壁を用いても抑えきれない騒音がある場合に用いたいのが耳栓です。
耳栓といっても完全に音を遮断してしまうものではなく、コンサート・ライブ用の耳栓であれば必要な音だけを拾って騒音を軽減させるものや、聞こえてくる音の騒音レベルを−10dB〜20dBにしてくれるものまで様々です。
昔ながらのイメージの耳栓とは違い、最近の耳栓は機能を備えたものが多いため、ご自身の生活環境に合った耳栓を選んでみてくださいね。
まとめ
今回は、防音対策ができるインテリア、グッズを紹介いたしました。
「人は騒音によって幸福度が下がる」と言われているほどに騒音は人体に害をもたらすものだと考えられています。
防音対策を行うことは、自身の幸福度を上げることはもちろんのこと、近隣の住民とのトラブル防止にも繋がります。
防音対策をしていなかった方は、この記事で紹介したインテリア、グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか。