この記事では、この探し物をする時間を減らすためにはどうしたら良いか考えるとともに、おすすめのインテリアをご紹介していきます。
出かける直前に「あれはどこにいった?」と慌てて物を探した経験がある方も少なくないのでは?
このように、私たちは探し物をすることで多くの時間を浪費しているのです。
探し物することへの時間の代償とは
オフィス用品を販売する大塚商会の調査によると、ビジネスパーソンが探し物にかける時間は年間150時間なのだそう。
これが10年続けば1500時間ですから、およそ2ヶ月は探し物に費やしていることが分かります。
この時間を無くし有効に活用できれば人生はもっと豊かになるはず・・・。
探し物をする時間を減らすためにはどうしたら良いか見ていきましょう。
物を増やさない
探し物をしがちな方は、物を多く持っている可能性が高いです。
デスク周りが書類で溢れていたり、自宅に物が多い方というのはよく物を無くしてしまうため、探し物をせざるを得ない状況下に置かれているのです。
こういった状況を招かないためにも、必要以上に物を買わないことや、不要になった物は捨てる、日常的に整理整頓する等、意識的に改善していく必要があるでしょう。
収納場所を必要以上に作らない
収納場所を必要以上に作らないことは、結果的に物を増やさないことに繋がります。
例えば、大きな本棚を購入したとしましょう。
所有している本をしまい切っても余分にスペースが空いていると、そのスペースにも本を入れたいという心理を駆り立てられるのが人間です。
読みもしないのに本を購入してしまうというのは、そういった心理から来ているのかもしれません。
このような方は、思い切って本棚を捨てるか、小さな本棚に替えてみるのも良いかもしれません。
物の「置き場所」を決める
皆さんの自宅の物は、それぞれ置き場所が決まっていますか?
物の置き場所を決めることはとても重要で、これが決まっていない物は無くなりやすい傾向にあります。
特に時計、アクセサリー類、文房具類といった小さな物は無くなりやすく、見つけるまでに時間がかかってしまいます。
所有物の中でも小物は、真っ先に置き場所を決めてあげることをおすすめします。
探し物の時間を減らす!おすすめのインテリアとは
探し物の時間を減らすためにも、既に所有している物を見直すことをおすすめします。
とはいえ、これまで物に囲まれていた方というのは物を多く持つ癖がついており、一時的に物を減らしたとしても、買い足してしまっていつの間にか「リバウンド」していたという例もあります。
このような事態にならないためにも、インテリアを真似してみるのが手っ取り早いでしょう。
整理収納アドバイザーを真似してみる
物を多く持つ癖のある方は、ご自身の価値観を捨て、整理収納アドバイザーの収納術を真似することをおすすめします。
整理収納アドバイザーは、収納に関するノウハウだけでなく、断捨離についても知識が豊富で、これらを真似するだけで物に溢れた日常から脱出することができるかもしれません。
大切な物を多く所有していて思い切れないという方は、まずは整理収納アドバイザーを手本としてみてください。
プロのコーディネイトを真似してみる
物から脱却したい方におすすめなのは、プロのコーディネイトを真似することです。
まずは皆さんが思う理想の部屋のコーディネイトを探してみましょう。
プロのコーディネイターが無料公開しているものも多くあるため、お気に入りの部屋は必ず見つかるはずです。
次に、完全再現せよとまでは言いませんが、なるべく近い形でインテリアを揃え、配置を真似するだけで準備完了です。
たったこれだけ?と思う方もおられるかもしれませんが、この時の皆さんの心理としては「この状態をキープしたい」と感じる方も多いです。
そう思えたのであれば徐々に物を増やす癖を忘れ、コーディネイトの景観を損ねないまま暮らしていけるというわけです。
ミニマリストを真似してみる
今後の人生において探し物の時間を取りたくない方は、ミニマリストを真似すると良いでしょう。
ミニマリストと言っても、不必要な物を除いていき、最終的に残った物を大切にするという考え方を持つと気楽に断捨離できるためおすすめです。
ミニマリストを真似することで浪費が減ったり、引っ越し等のフットワークが軽くなったりと多くのメリットもありますよ。
是非ご自身の物と向き合う時間を取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
私たちは年間150時間程度探し物に費やしているため、この時間をいかに解消し、有効活用できるかが大切になってきます。
探し物をなるべく避けるためにも、定期的に断捨離を行ったり、物の置き場所を決めてあげることが大切です。
ただ、物を持つ癖がついている方は、一時的に断捨離したとしてもリバウンドしてしまう恐れがあります。
そういった心配のある方は、プロのコーディネーターやミニマリストの部屋の真似をしてみると良いのかもしれません。