オリジナルのデザインで額縁をDIYしてみたいと思ったことはありませんか?
額縁を作る方法はさまざまです。
木材を使った本格的なものから、厚紙や段ボールを使って気軽に作れるものがあります。
そこで今回は額縁の作り方からリメイク方法、額縁の中に入れて飾るものを紹介します。
自分で額縁をDIYして、好きなものを飾ってみませんか?
額縁の作り方
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0585/4252/2566/files/diy-picture-frame1.jpg?v=1642267203)
市販の額縁は、角が45度にカットされた木枠をつないで作られています。
しかしこの45度カットは、DIY初心者さんには難しいもの。
ホームセンターの木材カットでも、45度カットは受け付けてもらえません。
そこで今回は板に木の棒を貼り付けて、額縁を作ります。
本格的な額縁を作ろうと思うと難しくて嫌になってしまいますが、作り方を選べば大丈夫。
木材で作る額縁と、工作感覚で作れる段ボールや厚紙を使った作り方の2種類を紹介します。
四ツ切サイズの424mm×348mmで作成していきます。
木材で作る額縁
材料
ベニヤ板
424mm×348mmを2枚用意します。
裏板と木枠に使います。
あまり分厚いと作業がしにくいので、2〜3mm程度の厚みのベニヤ板がよいでしょう。
2枚とも364mm×288mmの四角い穴を、真ん中でくり抜きます。
ベニヤ板ならカッターナイフを使ってカットが可能です。
(A)カットした周りの部分、(B)カットした真ん中の部分、として説明していきます。
角材
30mm×10mmを4本、長さは348mmを2本、368mmを2本用意します。
ベニヤ板に貼り付けて使うので、多少の誤差があっても大丈夫です。
トンボを8個、トンボとは、額縁の裏板を止めるために使うものです。
プラスチック製のものやステンレス製のものが売られています。
ホームセンターなどで購入が可能です。
アクリル板
404mm×328mmサイズのアクリル板を1枚用意します。
厚さは1mm〜2mmがよいでしょう。
アクリル板は、中に飾ったものを落とさないために使います。
ホームセンターなどで購入が可能です。
作り方
紙ヤスリをかける
全ての木材に紙ヤスリをかけます。
手触りがよくなり、ニスやペンキの色がのりやすくなります。
ヤスリをかけるときに木の粉が飛び散るので、必ず屋外で行いましょう。
また木の粉を吸わないためにマスクを、目に入らないようにゴーグルも装着して行うとよいでしょう。
枠組みを作る
(A)の表側に、角材をボンドで貼り付けます。
ボンドが乾いたら、その裏側にアクリル板をボンドで貼り付けます。
さらにもう一枚の(A)を貼り付けます。
トンボと裏板をつける
枠組みを裏返しにして、トンボをつけます。一辺につきトンボを2個使います。
バランスを見ながら、ねじで止めていきましょう。裏板をつけたら完成です。
段ボールや厚紙で作る額縁
材料
段ボールや厚紙
A、424mm×348mmを1枚
B、424mm×348mmを1枚用意し、真ん中を364mm×288mmでくり抜いておきます。
カットした外枠を使います。
C、10mm×348mmを2枚
D、10mm×404mmを1枚
作り方
枠組みを作る
(B)の裏側の左右に(C)を1本ずつ、下部に(D)を1本貼り付けます。
背板部分を貼り付ける
枠組みの裏側に、裏板代わりの(A)をボンドで貼り付けたら完成です。
額縁のリメイク方法
![自分でDIYする額縁のイメージ](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0585/4252/2566/files/diy-picture-frame2.jpg?v=1642267214)
作った額縁に、好みのリメイクをしてみませんか?
今回はリメイク方法を3つ紹介します。
【100均】タイルシールを使って額縁をリメイク
市販のタイルシールを額縁に貼って、リメイクする方法です。
タイルシールは100均や雑貨屋などで購入できます。
質感はガラスのようなもの、陶器のようにつやつやしたものなどがあります。
デザインはモロッカン柄や北欧風のものまで。
お好みに合わせて色々選んでみてください。
マスキングテープを貼って額縁をリメイク
一番お手軽な方法が、マスキングテープを貼るリメイクです。
お好みのマスキングテープを、額縁に貼っていくだけ。
マスキングテープは100均や文房具屋などで購入できます。
センスが問われますが、2〜3種類を使うとおしゃれな額縁になりますよ。
ペンキやワックスを使って額縁をリメイク
木材で作った額縁は、色をつけることで印象がガラッと変わります。
おすすめはワックスを使った着色方法です。
DIY初心者さんでも、簡単に使えて味わい深い色が出せるからです。
使い方はワックスを布に取って、額縁をこするだけ。
服に着くと落ちにくいので、汚れてもよい服装でおこなってくださいね。
おすすめ!額縁に入れて飾るもの
![自分でDIYする額縁のイメージ](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0585/4252/2566/files/diy-picture-frame3.jpg?v=1642267221)
額縁に入れるもので、インテリアは大きく変わります。
絵や写真以外にも、このようなものを入れて額縁に飾ってみませんか?
手ぬぐい
手ぬぐいはさまざまな模様があるので、季節に合わせた柄を選んで飾るのがおすすめ。
夏は涼しげな柄を、お正月は鏡餅の柄を……とシーズンごとに入れ替えるのも楽しいですね。
アクセサリー
額縁に厚めのコルクシートを貼り、ピンをさします。
そこにアクセサリーを飾ります。
おしゃれなインテリアになるのはもちろん、収納の役割も。
玄関に飾るとお出かけの時にすぐに使えますし、紛失しにくくなりますよ。
何も飾らない
裏板を抜いて、額縁のみを飾ります。
家の壁紙が額縁の中に入る、ということになります。
思わずハッと目を引くインテリアになること間違いなし!
まとめ
額縁のDIYについて紹介しました。
木材を使った作り方も、厚紙や段ボールを使った作り方も、どれも簡単なものなのでお子さんと一緒に作ってみるのはいかがでしょうか。
世界に一つだけの額縁を、楽しみながら作ってみませんか?
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