最近では、料理をするときにエプロンをしない人の割合が増えているそうです。
その理由は「身に着けるのが面倒」「汚れても良い服を着ているから」など様々。
昔に比べると必須アイテムではなくなりつつありますが、エプロンを着けることのメリットも理解したうえで判断したいものです。
この記事では、エプロンが必要な理由や選ぶ際のポイント、おすすめのブランドをご紹介いたします。
エプロンは本当に必要ない?
キッチンエプロンの主な目的は、油跳ねや調味料などの汚れから衣服を守ることにあります。
汚れても良い服を着るので気にしない、という意見もありますが、料理でついた汚れを落とすのは意外と大変です。
また、ゆったりとしたルームウェアだと作業がしづらかったり、袖や紐に火が触れて引火してしまう危険性も残ります。
エプロンはしなくても構いませんが、作業のしやすさに影響のない服装で料理するように心がけましょう。
エプロンをする理由として他によく挙げられるのは「料理モードに気持ちを切り替える」という点です。
制服に袖を通すと気持ちがシャキッとするのと同じように、エプロンをすることで「よし、料理するぞ!」というように気合が入りやすくなります。
お気に入りのデザインのエプロンであれば、おしゃれした時と同じように気分も上がり、さらにやる気がアップします。
エプロンの選び方
エプロンは形も素材も種類が多く、どれを選べばよいか悩みがちです。
エプロンを選ぶ時、どのようなポイントに気をつけて選べば良いのでしょうか。
形から選ぶ
エプロンの形には大きく「胸当てエプロン」と「腰エプロン」があり、さらに胸当てエプロンは首掛けエプロン、H型エプロン、バッククロスエプロンなどの種類に分かれます。
胸当てエプロンは腰から胸までの上半身を覆う分、汚れをガードできる範囲は広くなりますが、衣服はほとんど見えなくなるため、ファッション性よりも機能性を重視したいときに選びます。
着脱のしやすさや体への負担軽減を重視するならH型エプロンやバッククロスエプロンがおすすめ。
腰エプロンは、主にお腹まわりの汚れをガードする目的で着用します。
胸当てがない分機能性は落ちますが、上半身が汚れにくいホール担当の制服などによく採用されます。
素材から選ぶ
エプロンの素材には、リネン、コットン、ポリエステルなどがよく使われます。
家庭用としては、吸水性・速乾性に優れたリネンやコットンが人気です。
吸水性に優れたリネンは水回りの仕事に適していますし、コットンは熱に強いので火を扱うときでも安心です。
ポリエステルは耐久性に優れているので業務用エプロンに使われることが多いようです。
熱には弱いので、キッチンエプロンとして使う場合は取り扱いに注意してください。
色・デザインから選ぶ
業務用エプロンの場合は、企業のイメージカラーで選んだり、汚れが目立ちにくいよう落ち着いたデザインを選びます。
家庭用であれば、自分の好きなデザインを自由に選んでみましょう。
お気に入りのエプロンの方が、毎日の料理の時間も楽しくなるはずです。
おすすめのエプロンが見つかるブランド4選
エプロンの選び方が分かっても、種類が多くて悩んでしまうという方向けに、おすすめのブランドをご紹介します。
きっとお気に入りが見つかりますよ。
Lino e Lina(リーノ・エ・リーナ)
リネンブランド「Lino e Lina」のエプロンは、とにかくバリエーションが豊富。
リネン100%なので毎日使って洗濯機でガシガシ洗っても大丈夫です。
モノトーンのシックなものからカラフルなものまで、洋服を選ぶのと同じようにコーディネートを考えたくなるデザインです。
価格帯はフルエプロンで約7,000円前後。母の日などの贈り物にも大変人気があります。
fog linen work(フォグリネンワーク)
こちらの「fog linen work」もリネン素材が得意なブランド。
形もデザインも比較的シンプルで、ユニセックスで使える点も魅力的です。
価格帯は約5,000円前後。
DEAN & DELUCA(ディーン・アンド・デルーカ)
アメリカ発の食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」は、トートバッグなどのオリジナルアイテムも大変人気があります。
モノトーンデザイン中心のエプロンは、男女兼用で少し大きめサイズ。
一部デザインはキッズサイズの展開もあるので、親子でお揃いにしても楽しそうです。
ゆとりの空間
料理研究家の栗原はるみさんがプロデュースする、キッチン雑貨を中心としたブランド「ゆとりの空間」。
料理を仕事とする栗原さんのこだわりがギュッと詰まった、機能性もデザイン性も文句なしのエプロンが揃っています。
価格帯は約7,000円〜で、デザインにより幅があります。
まとめ
今回は、エプロンが必要な理由や選ぶ際のポイントをご紹介しました。
エプロンは衣服を守ったり作業をしやすくするだけではなく、料理の前に身に着けることで、気持ちを切り替えるスイッチとしての役割も果たしてくれます。
普段エプロンをする人もしない人も、今回のコラムを参考に、ぜひお気に入りの一枚を探してみてくださいね。