今回は、壁掛けテレビ台のDIY方法を紹介していきます。
テレビを壁掛けにすると、部屋がすっきりしますよね。
壁掛けにぴったりな棚が見つからなければ、テレビ台をDIYで作ってみてはいかがでしょうか。
「作るのが大変そう」「難しくて、失敗しそう」と心配になる人もいるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、2×4材とラブリコというアジャスターで作る方法です。
材料をそろえて、テレビ壁掛け用の金具を取り付けるだけで完成です。
想像以上に簡単なので、ぜひトライしてみてくださいね!
壁掛けテレビ台をDIYするのに必要な材料
壁掛けテレビをDIYするのに必要な材料は次の4つです。
- 2×4材
- ラブリコ
- 壁掛けテレビ台用金具
- ドライバー
2×4材
まずは柱となる2×4材を2本用意しましょう。
ホームセンターで購入できます。
柱の長さは「床から天井までの高さ−95mm」です。
多くの場合は、木材カットをする必要が出てくるでしょう。
木材カットが必要な場合は、ホームセンターの木材カットサービスを利用してください。
自分でも木材カットはできますが、おすすめできません。
DIY初心者さんが、のこぎりで木材をまっすぐにカットするのは、大変難しいからです。
もし柱がゆがんでしまうと、アジャスターが不安定になり、倒れてくる危険性もあります。
柱となる2×4材はホームセンターでカットしてもらいましょう。
ラブリコ
ラブリコとは柱を上下に突っ張り、支柱を作るためのアジャスターです。
ホームセンターやネットショッピングで購入できます。
ラブリコを2個用意します。
色は5種類ありますので、お好みに合わせてどうぞ。
壁掛けテレビ台用金具
柱とテレビをつなぎ止めるための、壁掛けテレビ台用金具を用意します。
ホームセンターやネットショッピングで購入可能です。
説明書通りに作業すれば、簡単に取り付けができます。
金具は上下左右に画面が動かせるものや、角度が固定されたものがありますので、お好みに合わせて選んでみてください。
注意点は、あらかじめテレビが金具に適合するかチェックしておくこと。
テレビの型番と、金具が適合する型番を照らし合わせてみましょう。
多くの場合は説明書やホームページに記載されています。
適合するかどうかわからなければ、金具のメーカーに問い合わせてくださいね。
壁掛けテレビ台の作り方【DIY】
2×4材にラブリコをつけて、柱を作ります。
2本の2×4材の上下にラブリコをはめ、柱を作ります。
まずは柱を設置位置まで持っていきましょう。
設置位置が決まったらラブリコ上部のネジを回して、柱を突っ張らせます。
2本の柱の距離は、金具がネジ止めできる長さです。
このとき、遠くから見て2本の柱が並行になっているかを目視しましょう。
ブラケットを取り付けます。
テレビの裏側に、ブラケットをネジで取り付けていきます。(メーカーによってはブラケットではなく、ハンガーやフックと呼ぶ商品もあります)
ブラケットは購入した金具に含まれています。
説明書に従って、取り付けてください。
付属のネジが合わない場合は、別途購入しましょう。
柱に金具を取り付けます。
柱に金具を設置する場所を決めます。
テレビが見やすい位置に来るよう、柱に金具を取り付けていきましょう。
その際水平器を使って、金具が床と平行になるようにしてください。
テレビを金具に取り付けます。
最後はテレビを金具に取り付けたら完成です。
テレビのサイズによっては、二人で取り付けた方がよいでしょう。
取り付け方は金具によって違いますので、説明書を確認してくださいね。
壁掛けテレビ台のメリット【DIY】
DIYでテレビを壁掛けにするメリットはたくさんあります。
- 転倒防止
- 掃除が楽
- 部屋が広く使える
- 賃貸でも可
転倒防止
壁掛けにすることで、テレビが倒れにくくなります。
ラブリコで柱を突っ張らせてテレビを壁掛けにしているため、台の上に置くよりも転倒しにくくなるのです。
近年地震の多い日本。少しでも怪我のリスクは抑えたいですよね。
転倒防止にもなる壁掛けテレビは、安全面でも大きなメリットがあります。
掃除が楽
壁掛けテレビにすると、掃除が楽になります。
テレビを浮かせることで下に空間ができ、掃除機が届きやすくなるからです。
テレビ台があると細かいところに掃除機がかけられず、テレビの後ろのほこりもたまりやすくなりますよね。
手が届きにくいところの掃除は、やりにくいと感じることはありませんか?
壁掛けにしてしまえば掃除機がけが楽になるので、掃除のストレスはなくなります。
部屋が広く使える
テレビを壁掛けにすることで、部屋が広く使えるようになります。
テレビ台の分がフリースペースになるので、すっきりとしたインテリアにもなります。
部屋が広く使えると、家事の動線もよくなります。
結果、家事がしやすくなるので、ストレスも減るというメリットがあります。
賃貸でも可
壁に穴を開けないので、賃貸住宅でもDIYが可能です。
壁に傷がつかないと、原状回復も簡単になります。
引っ越しの際はテレビを取り外し、金具と柱を解体するだけでOK。
ラブリコなら、賃貸住宅でも壁を傷つけずにDIYができます。
まとめ
2×4材とラブリコを使った壁掛けテレビ台のDIYを紹介しました。
一人で作業するのが大変な場合は、二人で作業するとキレイに仕上がります。
斜めになっていないかのチェックや、テレビを持ち上げるときも手伝ってくれる人がいるとDIYがしやすくなります。
アレンジには棚の取り付けや、配線を隠すための板を貼ることも可能です。
壁掛けテレビ台のDIY、ぜひご家庭で楽しんでみませんか?