カフェに、おしゃれなインテリアとして絵を飾りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
カフェにとってお客さんに選んでもらえるような、おしゃれなインテリアづくりも重要な仕事の一つです。
他店との差別化にもなりますし、また来たいと思ってもらえればリピート客になり、売上にも繋がります。
でもカフェのどこに飾ればいいの?そもそも絵の選び方や、メンテナンスなど知らないこともたくさんあるはずです。
カフェに絵を飾る時のポイントについて、解説していきたいと思います。
カフェに絵を飾るメリットはたくさんある
冒頭でも簡単に説明しましたが、カフェのインテリアに絵を飾るのはたくさんのメリットがあります。
実際に店内の雰囲気を大切にしているお店の多くは、絵を飾りおしゃれにしているところもたくさんあります。
まずはメリットについて説明したいと思います。
お客さんとの会話が自然と弾む
お店の雰囲気によっても違いますが、殺風景なままの壁と、素敵な絵が飾ってある壁どちらに魅力を感じますか。
お客さんにとってもそのまま広い壁が続いていると、寒々しい印象になってしまい、どんなに温かみのある接客をしていても、満足してもらえないことも。
絵には、人を自然と惹きつける魅力のようなものがあります。
小さな絵でも飾るだけでその場がぱっと華やかになったような、良い雰囲気が作れることも。
お客さんのなかには気に入った絵があると、頻繁に足を運んでくれるなんてこともあります。
お客さんとの会話楽しめるような距離の近いカフェならなおさら、絵を飾ることで会話にもなりお店の印象をよくしてくれるはずですよ。
待ち時間にもお客さんに負担をかけない
カフェにとってメニューを受けてから軽食など提供するまでの待ち時間に、いかにリラックスして過ごしてもらえるかも重要なポイントになります。
メニューによっては、提供までに時間がかかることもありますし、混雑している時間帯などは、どんなに気をつけていてもおまたせしてしまうこともあります。
そんなとき、席のよこに素敵な絵が飾ってあったらどうでしょうか。
自然と目が留まっているうちに軽食などが届くのが理想だと思いませんか。
待ち時間をいかに快適に過ごしてもらうのかを考えたときに、絵を飾るのはおすすめです。
他店との差別化になる
カフェにとって他店との差別化は大きな問題でもあります。
カフェの数も多く、それぞれのお店で思考を凝らした料理やサービスを展開しています。
新規のお客さんに足を運んでもらうことも重要ですが、何度も足を運んでくれるリピーターのお客様の存在も重要です。
いかに他店とは違うのかをお客様に伝える意味でも、絵を飾るのは大きなメリットになります。
印象的なデザインであれば「あの絵があるお店だね!」と認識してもらいやすくなります。
他店との差別化をどうするべきか迷っているカフェにもおすすめです。
カフェに飾る絵の選び方のポイント
カフェに飾る絵はどんなものにするべきか、迷っている人も多いと思います。
必ずしもこんな絵にしなくてはいけないなどの決まりもありませんし、店長さん(オーナーさん)が好きな絵を飾るのがいいと思います。
選び方のポイントについて解説します。
カフェの雰囲気にあった絵を選ぶ
カフェに飾る絵を選ぶときは、そのお店のモチーフや雰囲気にあった絵を選ぶと自然と馴染みます。
例えば洋風のカフェであれば、絵のテイストも有名な作品のほうが相性も良くなります。
モネの絵は風景を描いたものが多いので、カフェでよく見かけます。
宗教的な要因の強い絵になると、どうしても見る人の印象によって変わってしまいます。
お店はどんなテイストにしているのか、またお客さんからどう思ってほしいのかを考えたうえで、絵を選ぶと失敗しづらくなります。
食欲を増進させる色彩の絵を選ぶ
食欲は、色彩に大きな影響を受けることは知っていますか。
お店に飾る絵も色彩を意識するだけで、追加注文がもらえるかもしれません。
一般的に暖色系(赤・オレンジ)などは、食欲を増進させる色としても知られています。
果物でも赤やオレンジを使ったものが多いので、人間持っている食べ物の色のイメージに近いのだと思います。
逆に寒色系(青など)は、食べ物では見かけない色です。
そのため、食欲を減退させるとも言われています。
風水を意識した絵を選ぶ
カフェのなかには、売上UPのために風水を意識している人も多いと思います。
なかには「方角なんて対して気にならない」なんて人もいるかもしれません。
でもせっかく絵を飾るのであれば、風水的にみたときにいい方が嬉しいはずです。
もともとのお店の位置や造りによっても風水はある程度決まってしまいます。
でも絵ならどうでしょうか。飾るものや方角を変えるだけでも、風水を意識できます。
方角ごとに覚えておいてほしいのが、東西南北でそれぞれ合うと言われている色が違うことです。
例えば東は緑系の色、西は金色、南は赤色、北は青(水色)のものを飾ると運気が上がると考えられています。
お店の運気を高めるためにも、風水を意識してみてはいかがでしょうか。
カフェで絵を飾るときはどこがいいの?
絵のテイストが決まったら、次にお店のどこに絵を飾るかも重要になってきます。
飾る場所ごとの注意点についても、ご紹介したいと思います。
客席のすぐ近く
お客さんに絵を気付いてもらい、お店をおしゃれ空間にするためにも客席付近に絵を飾りたい人も多いと思います。
何もない壁よりも、ちょっと絵が飾ってあるだけでも、一気に空間が華やぐのでおすすめです。
サイズの大きな絵を飾るときは一点だけにして、全体のバランスを意識するようにしましょう。
それぞれの客席に絵を飾りたいのであれば、小さな絵を飾るなど、どんな飾り方をしたいのかによって選ぶといいと思います。
客席に飾る場合、外の直射日光が当たらない場所を選ぶようにしてください。
絵は高温多湿の環境に弱いので、飾る位置によっては劣化が早くなってしまいます。
トイレ
お客さんにとってもリラックスできるトイレに絵を飾るのもおすすめです。
トイレはほっと一息つける場所でもあり、お店の印象を決める重要なポイントです。
トイレの管理が行き届き、おしゃれな空間だと女性ウケも良くなります。
その反面、トイレが汚いと「もう来たくないな」と思われる原因になることも。
おしゃれな人気店はトイレにもこだわっているところが多いと思いませんか。
トイレに飾る絵もリラックスできる優しいテイストのものを選ぶようにします。
トイレをきれいにすることはおもてなしの心でもありますよ。
まとめ
カフェにとっても、どんな絵を飾ればいいのか迷う人も多いはずです。
お店の印象を左右してしまいますし、来ていただくお客さんの層によっても絵の印象が変わります。
無難に選ぶのであれば風景画のほうが万人受けしますし、ちょっと個性的な絵を飾るのもおすすめです。
見る人によってイメージの変わるデザインだと「この絵にはどんな意味があるのかな?」と考えてくれるかも。
また、お店に飾った絵はホコリのたまらないようにきれいにするのはもちろん、色あせなどの劣化をそのままにしないように、気をつけてください。