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オルセー美術館|印象派の作品がそろう美の殿堂

2023 1/16
ミュージアムへ行こう
2022年8月1日 2023年1月16日
オルセー美術館の絵画を眺める人

オルセー美術館は、モネ、ゴッホ、ルノワール、マネ、ミレーなど日本人にもよく知られた印象派の画家たちの作品が一堂に会するミュージアムです。

オルセー美術館は、以前は駅舎でした。

パリ万博の開催に向けて建てられたのですが、駅舎として使われた歴史はそれほど長くありません。全盛期はわずか40年ほどでした。

その後に取り壊しの危機を乗り越え、1986年に美術館へと変貌を遂げたのです。

この記事では、オルセー美術館を作るまでの流れと、またその特徴について説明します。

ぜひ最後までお付き合いください。

目次

オルセー美術館の歴史・成り立ち(駅舎から美術館になるまで)

オルセー美術館に飾られている絵画

冒頭でもお伝えしたように、オルセー美術館の前身である駅舎は取り壊される寸前でした。

なぜそのような状況に追い込まれてしまったのでしょうか?

ここではミュージアムがたどってきた数奇な運命をひも解きます。

鉄道ブームの到来とともに

1837年、パリ初のターミナル駅として開通したのがサン=ラザール駅でした。

モネが当時の様子を描いた作品が残っており、特徴的な三角形の屋根は今も健在です。

これを皮切りに、フランスに鉄道ブームが到来したのでした。

当時の鉄道は非常に画期的な輸送手段であり、移動の足としても活躍しました。

ブームに乗って続々と駅舎が建設され、オルセー美術館の土台となった建物もその1つだったのです。

遡ること122年前、花の都パリで万博が開催されるのに伴い、1900年に竣工しました。

設計を担当したのはヴィクトール・ラルーです。

駅のイメージからかけ離れた優雅な内装は、のちに美術館となった際に役立ちました。

ちなみに1973年まで併設のホテルが営業を続けていたとのこと。

美術館に生まれ変わるまで

しかし華やかな時代は長く続きませんでした。

オルセー駅は狭くて使い勝手が悪かったため、1939年には近距離専用列車の駅として施設規模を縮小する運びになったのです。

その後は駅舎以外の用途で使われ、1970年代に入ると建物を存続させるか否か議論が巻き起こりました。

当時の大統領だったジスカール・デスタンにより、美術館に転用すると発表されたのです。

新たに設計を任されたのは、イタリア出身の建築家ガエ・アウレンティでした。

1986年に改修工事が完了し、オルセー美術館と名を改めて再スタートしています。

パリの観光スポットの仲間入りを果たし、今も多くの人々を惹きつけてやみません。

オルセー美術館の特徴(有名な印象派の作品、大時計など)

オルセー美術館の大時計

続いてはミュージアムの特徴に話題を移します。

現地に足を運んだ際に参考にしてください。

言わずと知れた印象派の作品が勢ぞろい

美術館は0階(地上階)から5階まであり、ゆっくり鑑賞して回ると4時間ほどかかります。

ツアーで行く場合は時間が限られているため、効率よく鑑賞できるルートを知っておかなければなりません。上から下に降りるコースで回るといいですね。

おすすめは下記のフロアです。

0階:ミレー、マネ、ドガなど

2階:彫刻と工芸

5階:印象派の画家の作品など

特にじっくり鑑賞していただきたいのが5階です。

モネ、マネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホなど、印象派の看板画家たちの作品が集中しており、オルセー美術館を代表する場所といっても過言ではありません。

なお、3階と4階は上下をつなぐ中継地として使われています。

隠れた見どころが充実している

印象派のイメージが強いオルセー美術館ですが、それ以外にも見どころが存在します。

ここでは3つご紹介しましょう。

名物の大時計

オルセー美術館のシンボルといえば2つの大時計です。

0階と5階の時計は必見ですので、お見逃しなく。

カフェの近くにある5階の時計は撮影スポットとして有名ですね。

アールヌーヴォーの家具

意外なことに、家具も展示されています。

絵画や彫刻の陰に隠れがちなのですが、これまた見応えありですよ。

アールヌーヴォーとは、曲線を多用したデザインが特徴の芸術様式です。

花や植物をモチーフにした作品が多く、ガラスの工芸品やポスターにも用いられました。

アンティーク家具がお好きな人は、ぜひお立ち寄りください。

ガラスのベンチ

マネが描いた『草上の昼食』の前にあるガラスのベンチにも注目しましょう。

このベンチを手がけたのは、日本人のデザイナーである吉岡徳仁氏です。

まるで水を固体にしたような形状になっており、その名も『Water block』。

ベンチに腰かけて絵画を鑑賞するのもまた一興ですね。

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併設ミュージアムショップ&カフェ

旧駅舎を利用したオルセー美術館

オルセー美術館の概要がおわかりいただけたでしょうか?

ここからはショップとカフェ&レストランの情報をお伝えします。

ミュージアムショップ

オルセー美術館のミュージアムショップは、チケットがなくても入場可能です。

「エントランスC」から待ち時間なしで買い物できるため、お土産だけを買いたい人はこちらからどうぞ。

おすすめはモネの『睡蓮』にちなんだグッズ。

文房具やポストカードなど、ラインナップが豊富で目移りしてしまいます。

その他にも、パリを象徴するエッフェル塔に関連する商品も販売されており、眺めているだけで楽しめますよ。

ミュージアムカフェ&レストラン

お土産を買って一息つくなら、館内のカフェはいかがでしょうか?

フランスならではのおしゃれな空間で、鑑賞の余韻に浸るひと時をお過ごしください。

レストラン・ミュゼ・ドルセー(Restaurant du Musée d’Orsay)

店内に足を踏み入れると目に付くのが、豪華なシャンデリアです。

宮殿を思わせるロココ調の内装は高級感を漂わせますが、お値段はそれほど高くないのでご安心ください。

お昼時は混雑するため、少し早めに入店するといいかもしれません。

おしゃれなディナーを楽しむのにも最適のレストランですね。

カフェ・カンパーナ(Café Campana)

5階の大時計の近くにあるカフェです。

設計を担当したのは、ブラジル人のデザイナーであるカンパーナ兄弟。

歩き疲れた足を休めつつ、スイーツやドリンクを味わってみては?

軽食も提供しており、ちょっとしたランチも満喫できますよ。

カフェ・ド・ロペラ(Café du l’Opera)

美術館の0階(地上階)に位置しており、カンパーナと比べるとカジュアルな雰囲気のカフェですね。

ドリンクやスイーツ、軽食を注文できます。

リンク

まとめ

オルセー美術館の魅力が伝わったでしょうか?

パリを代表する観光スポットであり、19世紀美術の宝庫として今や不動の地位を確立しています。

近くにルーブル美術館やオランジュリー美術館などもあるため、アートがお好きな人は訪れてみてください。

最後にチケットの買い方をお伝えして終わりにします。

現在は日時指定制に変更されていて、事前に美術館の公式サイトから購入する必要あり。

有効期限は発券日から3カ月以内となっています。

こちらからご購入の手続きが可能です。

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DECOROO(デコルー)
とあるデザイン会社のWeb担当。アートとインテリアをこよなく愛するこだわり屋さん。休日は美術館やレトロな歴史建造物、神社仏閣などを探訪して過ごす。最近は一眼カメラに奮闘中。猫好き。
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