狭くて日が当たらないトイレに、観葉植物を置くのはよくないと思っていませんか?
結論からいうと、トイレに観葉植物を飾るのはおすすめです。
トイレにグリーンがあるだけで、見た目の清潔感だけでなく、風水においても運気を呼び込むとされています。
この記事では、トイレの設置に向いている観葉植物の条件や品種を紹介します。
おしゃれな飾り方にも触れていきますので、トイレに観葉植物を取り入れたいならぜひ最後まで読んで、素敵な外観のトイレにしてくださいね。
日が当たらないトイレに観葉植物はよくない?
日差しがないとよくないといわれる観葉植物でも、窓がないトイレに観葉植物の設置は可能です。
トイレの環境に適した品種を選び、世話をすれば問題ありません。
また、観葉植物は風水にもよい効果が期待できます。
インテリアとして飾るだけでなく、運気アップも取り入れたい方は、トイレに観葉植物を置くことをおすすめします。詳しく見てみましょう。
トイレに適した品種を選ぶ・世話をする
日が当たらないトイレに観葉植物を置く場合は、こまめな換気と清潔な状態を維持すれば問題ありません。
ただし、トイレは特殊な環境です。
観葉植物を設置するには、品種によって向き・不向きがあります。
トイレの環境に適したものを選びましょう。
観葉植物をトイレに置くのは風水的にもおすすめ!
風水によると排泄を行うトイレは、悪い気が溜まりやすいよくない場所。
観葉植物を設置すれば、見た目が華やぐだけでなく植物が持つ気のパワーで運気アップも期待できますよ。
空気を清浄する力がある観葉植物を選ぶと、トイレの空気がクリーンになるでしょう。
日が当たらないトイレに置く観葉植物!3つの条件
観葉植物なら何を選んでも変わらないと思っていませんか。
種類によって育て方や好む環境が異なるため、トイレの環境に耐えられる品種を選ぶことが大切です。
この性質を知らない人は、せっかく観葉植物を迎えても枯らしてしまう可能性が高いでしょう。
寒い場所や日陰でも育つ耐陰性、耐寒性がある品種は、トイレに設置する観葉植物として適しています。
また、水が流れるトイレは湿気がこもりやすいため、耐湿性も兼ね備えた観葉植物がベストです。
詳しく見ていきましょう。
1. 耐陰性がある
日が当たらないトイレには、日陰を好んで育つ観葉植物が適しています。
薄く大きめの葉が特徴の植物です。
日差しを好む植物と比較して呼吸する頻度が低くいため、日陰に耐えられます。
ただし、まったく太陽の光に当てない観葉植物は、元気がなくなる可能性が高いでしょう。
日が当たらない場所に置いたなら、あなたの手で適度に日を当てる必要があります。
2. 耐寒性がある
窓がない日が当たらないトイレに観葉植物を置くなら、冬の寒さに耐えられる品種を選びましょう。
トイレは人間の滞在時間が短いため、リビングや寝室に比べ、室温が低くなる場所です。
耐寒性がよくない植物を寒い場所に置くと、元気がなくなり枯れる可能性があります。
温度が低い室内でも元気に育つ品種を選びましょう。
3. 耐湿性がある
トイレは水が流れる場所です。
湿気がこもりやすいため、ある程度の湿気に耐えられる品種や湿気を好むものがおすすめです。
もし賃貸の集合住宅に住んでいるなら、浴室とトイレが同じ場所にある部屋もあるでしょう。
その場合、浴室とトイレの湿気により元気を損なう可能性があります。
迎えた観葉植物が乾燥を好む品種だったなら、トイレには不向きです。
その観葉植物が好む環境の部屋に移動させましょう。
トイレの設置に向いている観葉植物5選!おしゃれな飾り方
トイレの構造によって観葉植物の見せ方はさまざまです。
品種によって外観が異なるため、よく映える場所に置けばトイレがおしゃれな雰囲気になりますよ。
狭いトイレに設置する観葉植物は、邪魔にならない大きさのポットを選びましょう。
日が当たらないトイレでも元気に育つ観葉植物と、おすすめの飾り方を紹介します。
1. アジアンタム|タンク・棚の上がおすすめ
アジアンタムをはじめとするシダ植物は、湿気を好む観葉植物です。
日が当たりにくい場所でも育てられるのでトイレにはぴったり。
小さな葉がたくさん茂り、清潔感があるアジアンタムは、棚の上に置くのがおすすめです。
明るい黄緑色が映え、トイレを華やかにするでしょう。
2. サンスベリア|大きめなら床がおすすめ
とがった葉が特徴のサンスベリアは、空気を浄化する観葉植物です。
風水においてもトイレの悪い気を浄化します。
トイレが広いなら、大きめで高さがあるサンスベリアがおすすめです。
床に置くだけでトイレの雰囲気がガラリと変わります。
3. シュガーパイン|壁・棚の上がおすすめ
細くとがった5枚の葉が上向きに広がるシュガーパイン。
湿気を好むため、トイレに適した観葉植物です。
風水では健康運や金運アップをもたらすとされています。
長いつるが美しい品種のため、高めの棚に置いたり壁に這わせるように飾ったりするのがおすすめです。
迎えたシュガーパインが小さいなら、給水タンクの上に飾るのもよいでしょう。
4. アイビー|天井から吊るすのがおすすめ
星のような形の葉が魅力的なアイビー。
葉とつるの魅力を引き立たせるには、天井から吊るし、段差をつけて垂らす飾り方がおすすめです。
耐陰性がありながら葉焼けしにくい丈夫な観葉植物。
日光がまったく入らないトイレでは、アイビーの青々とした元気な葉を保たせるために、なるべく1日のなかで日に当てる時間をつくるとよいでしょう。
5. ポトス|吊るす・棚の上がおすすめ
初心者でも育てやすいポトスは、トイレの環境に耐えられる観葉植物。
水はけがよい土を使用すれば、多湿になりやすいトイレに設置しても根腐れ防止が可能です。
つるが下に伸びるため、棚の上に置いたり吊り下げたりして楽しめます。
同じポトスでも種類により葉の色が異なります。
壁や棚の色に合わせてセレクトするとよいでしょう。
トイレに観葉植物を置く際のよくない注意点
トイレの環境に適した観葉植物でも世話が必要です。
日が当たらないトイレに置きっぱなしの状態は、観葉植物にとてもよくないことです。
また、葉のホコリを拭い、ケアするのも大切です。
加えて、湿気の多いトイレに設置した観葉植物は、水やりの頻度も重要。
ではトイレに置く観葉植物の注意点を見てみましょう。
日光浴をさせない
耐陰性があり日陰を好む植物でも、まったく日が当たらない状態は不健康です。
葉の色が薄くなったりにハリがなくなったりしたら、風水の効果も期待できません。
できれば毎日、明るい日陰に移動させることをおすすめします。
たとえば、外出時に観葉植物をカーテン越しに窓から日が射す場所へ移動させ、帰宅後にトイレへ置くなどしてみてはいかがでしょう。
観葉植物の場所移動が日課となれば苦になりにくく、植物は元気な状態を保てます。
葉にホコリが溜まる
滞在時間が短いトイレであってもホコリが溜まります。
毎日手入れする必要はありませんが、定期的に清潔な布で葉を拭きましょう。
葉を一枚ずつ丁寧に拭き世話をすれば、次第に愛着が湧きます。
もし面倒だと感じるなら、両手に軍手をはめて拭くのがおすすめです。
葉が小さな種類なら、指先で優しくなでるだけ。
観葉植物を大切に育てることで、長く一緒に過ごせますよ。
水をよく与えてしまう
観葉植物は水を与えすぎると根腐れを起こす可能性があります。とくにトイレは湿気があるため、水やりは控えめにしましょう。
土がカラカラに乾き、葉に元気がなくなった際、日光浴と合わせて水を与える方法がおすすめです。
加えて、窓から風を取り入れると、観葉植物が呼吸しやすくなり生長を促します。
水と光、風は観葉植物の栄養。3つセットで取り入れることが理想です。
おわりに|トイレに観葉植物を置いてもよい!
無機質で味気ないトイレには、観葉植物を飾りましょう。世話は必要ですが、トイレに適した品種は比較的簡単に育てられます。
観葉植物の健康を気づかい、美しい状態を保てば、あなたのモチベーションアップにもつながるでしょう。
「日当たりがよくない場所では観葉植物を育てられない」と諦めていた方は、ぜひ紹介した品種を取り入れて、鮮やかなグリーンが映えるトイレにしてくださいね。