フックを使っておしゃれな壁掛けをDIYでつくってみませんか?
「家に帰ってきてから、コートをクローゼットにしまうのが面倒・・・」
「よく使うものは引き出しを開けなくても、すぐに使えるような収納がほしい・・・」
壁掛けフックがそのお悩みを解消してくれるかもしれません。
DIYをすれば費用もかからず、簡単に取り付けが可能です。
本記事をご一読いただき、ぜひあなたのおうちにあった壁掛けフックをDIYしてみてくださいね。
壁掛けフックをDIYしてみよう
壁掛けフックのDIY方法を紹介します。
材料
木材
壁掛けの土台となる木材です。
作りたいものに合わせてサイズを選びましょう。
壁掛けフックを作るのにピッタリな木材は、加工しやすい厚みの1×4材です。
フック
フックはネジで止められるタイプのものを選びましょう。
アンティーク調のフックなら、格調高く見えてオススメです。
ホームセンターや100均、雑貨屋などでも売られています。
水平器
木材の水平を取るために使います。
購入場所はホームセンターが一般的ですが、100均にも売られています。
今後もDIYで使うのならホームセンターに売られているしっかりした水平器を、今回だけ使うのなら100均で購入するのもよいでしょう。
下地センサー
下地センサーはホームセンターで売られています。
下地センサーとは、壁の裏側にある柱を探し出す測定器のこと。
壁掛けフックのDIYの他に、家具転倒防止の金具を取り付けたり、カーテンレールを取り付けたりするときにも使います。
値段はピンからキリまでありますが、安いもので構いません。
塗料
塗料はペンキやワックスなどがオススメです。
初心者でも扱いやすく、簡単に塗れるからです。
ホームセンターや100均で売られています。
作り方
木材にヤスリをかける
木材にヤスリをかけて、表面を滑らかにします。
購入したばかりの木材はザラザラした感触で手触りが悪く、塗料のノリもよくありません。
紙ヤスリで表面を整えておきましょう。
ヤスリをかけると木の粉が飛び散るので、必ず屋外で行います。
軍手をはめて、マスク・ゴーグルもつけてから行いましょう。
どれも100均で購入できます。
塗料を塗る
塗料を塗っていきます。
オススメの塗料はペンキやワックス、オイルなどです。
ペンキは発色が鮮やかで、ワックスやオイルは経年劣化したようなビンテージ感が出せます。お好みで選んでください。
塗装したら、完全に乾くまで待ちます。
フックを木材につける
フックを木材にネジどめしていきます。
ネジの長さは、木材の厚みを超えないようにしましょう。
フックにネジが付属している場合もあります。壁掛けの場合はその長さをチェックしてください。
複数のネジをつけたい場合は、バランスを見ながらつける位置を決めていきます。
何をかけるかによっても変わってきますので、実際に使う場面を考えてネジどめしていくとよいでしょう。
柱の位置をセンサーで確認する
下地センサーを使って、柱の位置を確認しましょう。
設置する位置の壁にセンサーを当て、ゆっくり水平に動かしていきます。
柱のあるところでセンサーが反応したら、マスキングテープなどで印をつけておきましょう。
壁掛けを設置する
マスキングテープで印をつけたところに、壁掛けフックをネジで止めていきます。
必ず柱のあるところに、ネジを止めてください。
柱のないところでネジを止めると、すぐに抜けてしまいます。
木材の片側にネジを止めたら、水平器をのせて床と並行になるように向きを調節します。
水平になった位置でもう片側のネジ止めをしたら完成です。
賃貸でもOKな壁掛けフックのDIY
原状回復が簡単な壁掛けフックのDIY方法を紹介します。
材料
無印良品の「壁に付けられる家具」
材料はこれ一つです。設置方法の書かれた説明書があるので、水平器もいりません。
作り方
説明書に沿って壁に金具をセットし、付属のピンをさしていきます。
石こうボードでも使えますので、柱の位置をチェックする必要はありません。
取り付けた金具に、本体を上から引っ掛けたら完成です。簡単!
おしゃれな壁掛けフックの種類
壁掛けDIYに使える、おしゃれな壁掛けフックを紹介します。
100均で買えるフック
100均でもさまざまな種類のフックが売られています。
ネジで止められるものや粘着式、貼ってはがせるシートフックやフィルムタイプ、石こうボードにつけられるフックなどがあります。
フックにかけたいものや、取り付ける場所によって商品を選ぶとよいでしょう。
有孔ボード用フック
有孔ボードとは、ボードに等間隔で穴が開いているもののことです。
気軽にDIYが楽しめる素材として人気があります。
それに合わせたフックの紹介です。
売られているフックを有孔ボードの穴に差し込むだけでOKなので、DIY初心者さんにもオススメ。
シンプルなフックやリング状、スタンド型… などさまざまな種類が売られていますので、ぜひお好みのデザインを探してみてください。
アイアンフック
アイアンフックはアンティーク感があり、インテリアにも大きな存在感が出せます。
細めのフックならアクセサリーとの相性がピッタリ。
太めのゴツゴツしたフックなら、ワイルドな印象を与えます。
まとめ
壁掛けフックのDIYについて、紹介しました。
壁掛けフックのよいところは、収納だけでなくインテリアにも使えることです。
賃貸にお住まいの人も、石こうボード用の壁掛けフックを使えば大丈夫。
引っ越しすることになっても原状回復が簡単にできます。
壁掛けフックのDIYを、ぜひ楽しんでくださいね。