日本ではなにかと北欧ブームが続いていますね。
豊かな大自然を感じる北欧の生活は、たくさんの魅力に溢れています。
北欧雑貨などもナチュラルさのなかに遊び心が感じられるものが多く、日本でも好きな方が多いと思います。
そんな北欧では生活のなかで絵を取り入れるのが当たり前の文化として根付いています。
北欧の生活のなかで学ぶ、絵を飾るメリットについて、お話していきます。
北欧で絵を飾る文化が根づいている訳
日本でも自宅に絵を飾る人が増えつつありますが、まだ習慣化しているとはいえません。
北欧では、絵や写真などのアート作品を自宅に取り入れ、インテリアとして考える人が多く、おしゃれな空間が広がっています。
北欧の国々では、絵を飾ることによって空間に彩りをもたらすのはもちろん、日々の生活を豊かにするものとして考えています。
ちなみに北欧とは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5カ国です。
国によっても文化の違いがあるので、一概にはいえません。
でも北欧にはおしゃれな魅力がたくさんあり、日本でも有名なところがたくさんあります。
椅子で有名なハーマンミラーはもちろん、イケアやフライングタイガーなども北欧です。
マリメッコなどもおしゃれで女性からの人気の高いブランドです。
世代を超えて愛されるデザインが北欧の魅力でもあります。
人生の幸福度が高い国としても知られており、北欧の生活に憧れる人も多いはずです。
北欧風の絵の飾り方のポイント
北欧風を意識した絵の飾り方と言われても、どんなポイントに気をつけたらいいのか迷っている人もいると思います。
北欧風の絵の飾り方のポイントについて説明します。
インパクトのある絵を1枚飾る
北欧風の飾り方といえば、大きなインパクトのある絵を1枚飾る方法です。
北欧ならではのシンプルなインテリアとの相性がよく、部屋自体はアーティスティックな空間になります。
例えば真っ白な壁に艶やかなビビットカラーの色を取り入れアクセントにしてもいいですし、グレーの絵を合わせて全体に落ち着いた空間にするのもおすすめです。
北欧家具と合わせて、飾ると全体の統一感も出て、よりおしゃれな空間になります。
広々とした壁に大きな絵が飾ってあるだけで、思わず目線が集まりそうです。
1枚飾りだからこそのインパクトがある飾り方と言えるのではないでしょうか。
ナチュラルテイストな絵を飾る
北欧の絵の特徴はナチュラルでシンプルなものが多く、洗練されたデザインが特徴です。
いろいろな色を混ぜて描いたものよりも、リンゴや梨を描いたシンプルなもの、動物、文字などモノトーンのデザインを多く見かけます。
シンプルさのなかに遊び心があるので、思わずどんなイラストなのだろう?とワクワクした気持ちになります。
実際に北欧で人気のある作風を見れば「なるほど」と納得できるのではないでしょうか。
ダーリン・クレメンタインの洋梨の絵など、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ただ洋梨を描いただけなのに、どこか温かさも感じる作風は、北欧ならではの特徴を捉えています。
テーマカラーを決める
北欧風を意識するうえで、イメージするテーマカラーを決めるのも重要です。
お部屋をどんなイメージにしたいのか、色のテイストを決めておき、それに合わせた絵を選ぶようにします。
絵は部屋の印象を決める重要なポイントです。
北欧ではさまざまな色を使うのではなく、ある程度部屋の色に統一感を持ったほうがきれいな仕上がりにもなります。
北欧の絵の文化を真似たいと思うのであれば、テーマカラー決めは大きなポイントです。
センスの良い部屋にも見えるようになりますし、全体のバランスが良くなります。
北欧を意識した絵を飾ると、部屋はどう変わる?
北欧を意識した絵を飾りたいと考えている人のなかには、部屋がどのように変わるのかイメージしづらい人もいるかもしれません。
生活のなかで自然と絵があり、インテリアと溶け込んでいる空間は、様々なメリットをもたらしてくれます。
特にリビングなどの家族が集まる場所や、人を迎える玄関などに北欧を意識すると、温かさも感じられますし、ほっとした気持ちにもなります。
北欧の幸せをおすそ分けしてもらっているような気持ちになります。
空間の彩りが美しい
真っ白な壁に何もない状態だと。どこか寂しい閑散とした印象を覚える人もいるのではないでしょうか。
清潔感もありさっぱりとした印象にはなりますが、家族が集う場所として考えると少し物足りないと感じることもあると思います。
北欧を意識して壁に絵を飾ってみたらどうでしょうか。
壁が全体的に華やかな印象になるので、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
壁になにもない状態だと視点をどこに向けていいのかがわからなくなってしまいます。
それに対して絵を追加してあげることで、フォーカスポイントができ空間のメリハリが追加されます。
空間の印象も絵があるだけで全く違うのも面白いところです。
空間の彩りを追加する意味でも、絵を飾るのはとても素敵なことですね。
季節感を演出できる
日本には四季があります。その四季を取り入れたイベントなども多く、楽しみにしているのではないでしょうか。
季節感をインテリアのすべてで出すのは容易なことではありません。
でも飾る絵を変えるだけであれば誰でも簡単にできますね。
北欧の絵のなかには自然をテーマにしたものも多く、季節感を実感できます。
そのときの季節に合わせた絵を選ぶだけでも部屋の印象がガラッと変わります。
四季を意識した絵を飾っていると、おしゃれな空間にも見えますし、しっかりと管理が行き届いているようにも思えます。
また四季の移り変わりを楽しめるので、家族との会話も盛り上がりそうですね。
個性を演出できる
どんな家にもそれぞれ特徴があります。
家族と過ごすリビングなどどんな絵を飾るのかはとても重要です。
一見似たようなテイストのインテリアになりがちなときも、絵を個性的なものにしていると、個性が演出できるようになります。
イメージを変えるのに家具を変えるのは簡単な話ではありませんが、絵を変えるのであれば気軽にできます。
個性を大切にしたい人や、あなたらしさを追求したい人にとっても嬉しいのではないでしょうか。
自分の好きなものに囲まれた空間があると素敵ですね。
自宅でアートが楽しめる
絵を飾るメリットとして、自宅で気軽にアートに触れられる部分も大きいかなと思います。
アートの種類はさまざまなものがありますが、美術館やアートギャラリーなどおしゃれな空間をイメージすると思います。
サイズが大きなものになればなるほどより、アートの要素が強く感じられるようになります。
小さな絵でもいいのですが、部屋の雰囲気を一気に変えたいと思っている人は大きなものを選ぶほうがおすすめです。
ただ壁に飾るだけでなく椅子の上に置いたり、ライトを当ててみるなどの工夫をすると、おしゃれな空間になります。
まとめ
北欧を意識した生活のなかに絵は欠かせません。
絵を取り入れるだけで空間が一気に変わりますし、ちょっとした模様替えにもなります。
絵を難しく考える必要はなく、気軽に取り入れられるインテリアとして考えてみてはいかがでしょうか。
北欧の生活をより身近に感じられること、ナチュラルで自然を愛し、どこか温かさも感じられる北欧の魅力を自宅に取り入れてみましょう。