花が咲く観葉植物をインテリアに取り入れてみませんか?
グリーンだけでも部屋は彩られますが、色をプラスすることでインテリアのアクセントになり、雰囲気を楽しめます。
この記事では、部屋で楽しめる、花が咲く観葉植物を紹介します。
花言葉や色別に紹介するので、あなた好みの品種を選んでくださいね。
併せて花を咲かせるポイントにも触れていきます。
部屋に自然のカラーを取り入れて、花のように鮮やかな毎日を過ごしたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
キレイな花が咲く観葉植物12選|花言葉と色
花を咲かせやすい観葉植物を紹介します。
花が咲く観葉植物を迎えるなら、部屋のインテリアに合わせた花の色をセレクトしたいですね。
花言葉を知ることは、観葉植物を育てる楽しみのひとつです。
素敵な花言葉をもつ観葉植物と生活すると、部屋の雰囲気が明るくなります。
さっそく見ていきましょう。
白い花が咲く観葉植物
白い花を咲かせる観葉植物は部屋の雰囲気が華やぎます。
風水では良好な人間関係をもたらすとされ、人気があるグリーンです。
ストレリチア・オーガスタ
大きな葉が印象的なストレリチア・オーガスタは、南国を感じさせる雰囲気をもつ観葉植物です。
蒸散作用があるため、天然の加湿器としても活躍します。
花言葉は「温かい心」「輝かしい未来」です。
先が細くとがった花を咲かせ、その姿は優雅に空を舞う鳥のように見えます。
スパティフィラム
真っ白な仏炎苞(ぶつえんほう)が魅力のスパティフィラムは、寒さや直射日光が苦手な品種ですが、比較的育てやすい観葉植物です。
光沢があり、葉と似た形状の花を咲かせます。
花言葉は「清らかな心」「上品な淑女」。気品高い雰囲気にぴったりの花言葉ですね。
オリーブ
オイルやピクルスとして人気のオリーブは、観葉植物としても楽しめます。
オリーブの花が見られるのは初夏。
葉の根元に、クリームがかった白く小さな花を咲かせます。
花言葉は「平和」「知恵」です。じつは、平和の象徴であるハトがくわえている葉がオリーブ。
由来は「旧約聖書」のノアの箱舟です。
ハトが運んできたオリーブの葉を見たノアが、洪水が鎮まったことを知ったとされています。
オリヅルラン
清楚な雰囲気を漂わせるオリヅルランは、空気清浄効果が期待できる観葉植物です。
人体に影響を与えるとされる化学物質、ホルムアルデヒドを吸収することがNASA(米国航空宇宙局)の研究により判明しました。
花言葉は「守り抜く愛」「集う祝福」「子孫繁栄」。結婚、出産祝いにも人気の品種です。
シルクジャスミン
月橘(ゲッキツ)やオレンジジャスミンとも呼ばれるシルクジャスミンは、6~9月に小さな花を咲かせる観葉植物です。
冬に育つ赤い実は、観賞するだけでなくジャムなどに加工するのもおすすめです。
花言葉は「純粋な心」。可憐な佇まいに癒される人が多いのではないでしょうか。
赤い花が咲く観葉植物
次に鮮やかな赤い花を咲かせる観葉植物を見ていきましょう。
アンスリウムやアカリファなどの赤い花が魅力的な観葉植物は、風水において仕事運や家庭運がアップするとされています。
アンスリウム
発色がよく鮮やかな仏炎苞(ぶつえんほう)が美しいアンスリウム。
開花時期は5~10月です。赤以外にも、ピンクやグリーンなどの花を咲かせる品種があります。
アンスリウムの花言葉は「恋にもだえる心」「煩悩」「印象深い」などがあり、色によって花言葉が異なります。
赤いアンスリウムの花言葉は「情熱」です。
アカリファ
別名キャットテールとも呼ばれるアカリファは、まるで真っ赤に染まった猫の尻尾のようなフワフワの外観が特徴です。
日当たりを好むため、年中太陽の光が当たる場所で管理しましょう。
花言葉は「自由気まま」。
風にそよぐと、グリーンの葉から飛び出した赤い尻尾が揺れているように見えます。遊び心がくすぐられる観葉植物です。
ピンクの花が咲く観葉植物
ピンク色の花を咲かせる観葉植物には、カネノナルキや花サボテンなどがあります。
観葉植物で風水を取り入れるなら、恋愛運や結婚運をアップさせたい方におすすめです。
カネノナルキ
肉厚な葉が可愛らしい多肉植物のカネノナルキ。
花言葉は「一攫千金」「富」です。花を咲かせるコツは、梅雨明けから彼岸を目安に水やりを控えめにすること。
水分が足りなくなると葉がシワシワになりますが心配ご無用。
生長期である夏に水を与えすぎると、花よりも葉に栄養がいき渡るため、開花を阻止してしまいます。
うまくいけば1月以降にピンク色の小さな花が咲くでしょう。
花サボテン
インテリア性が高いチクチクした見た目が人気のサボテン。
「枯れない愛」「燃える心」「偉大」「風刺」などの花言葉がたくさんあります。
サボテンの種類は5,000種類以上あり、ピンク色の花を咲かせるサボテンには、白翁玉(はくおうぎょく)や 象牙丸(ぞうげまる)などが挙げられます。
どこか人工的な美しさがあるサボテンの花は、夜に咲く品種が多い観葉植物です。
花を咲かせるために、休眠期には水やりを控え、十分な太陽の光を当てながら育てましょう。
紫の花が咲く「チランジア」
「不屈」という花言葉をもつチランジアは、エアプランツとも呼ばれる観葉植物です。
土がなくても育ち、基本的な水やりは霧吹きでおこないます。
チランジアは種類が多く、紫色の花を咲かせる品種は、チランジア・ベルゲリやチランジア・カルミネアなどがあります。
黄色の花が咲く「アナナス」
グズマニアとも呼ばれ、エキゾチックな雰囲気をまとわせるアナナス。
根ではなく、葉から水分を蓄えるエアプランツの一種です。
まるでパイナップルの実の上にある葉のような形の花を咲かせます。
花の発色がよいので、インテリアのアクセントになりますよ。
黄色の他に、赤やピンクの花を咲かせる品種もあります。
アナナスの花言葉は「情熱」「ずっと健康で幸せ」「理想の夫婦」などがあり、プレゼントにもおすすめです。
花が咲く観葉植物を育てるポイント
観葉植物の花を咲かせるための条件は品種によって異なります。
迎えた観葉植物がどのような環境を好むのかを知ることが大切です。
たとえば水やりの方法や頻度、日の当て方などが挙げられます。
必要に応じて肥料を与えることもおすすめです。詳しく解説します。
好む環境を知る
観葉植物は品種によって好む環境が異なります。
とくに気をつけたいことは以下の2点です。
- 適切な水やりの頻度
- 直射日光を避ける
観葉植物には水を好む観葉植物もあれば、乾燥を好む品種もあります。
また、直射日光が苦手な品種が多いため、基本的には葉明るい日陰で育てることがおすすめです。
迎えた観葉植物の育成に適した環境を整え、元気なグリーンを育てましょう。
風通しをよくする
観葉植物は自然の風を好みます。
窓際に置き、風に当てる時間を設けることが、花を咲かせ元気に育てるポイントです。
ただしエアコンの風が直接当たることは好ましくありません。
乾燥や水分不足により、葉が傷んだり病気になったりする可能性があります。
エアコンからはできるだけ遠い場所に置いて育てましょう。
適量の肥料を与える
観葉植物を室内で育てる場合は、十分な養分を補うために肥料が必要な品種があります。
また観葉植物を健康的に育てる目的や、元気がなくなった際にも肥料を与えることが有効です。
肥料には大きく分けて、有機肥料と化成肥料の2種類があります。
観葉植物におすすめの肥料は化成肥料です。
虫の発生が比較的少なく、観葉植物の健康状態に合わせて成分の調節が可能。
一方、有機肥料はガーデニングや野菜など、外で育てる植物の育成に向いています。
あなた好みの花が咲く観葉植物をインテリアに加えよう
観葉植物を迎えるなら、美しい花が咲く品種を選びませんか。
花が咲く観葉植物を迎えると、グリーンの葉と鮮やかな花があなたの部屋を明るく彩られ、毎日のリフレッシュタイムが華やぎます。
好みの色を部屋に飾り、晴れやかな気分の日常を送りましょう!