一人暮らしを始めたものの、どんな調理器具をそろえたらよいかわからない?キッチン用品はどこに売っているの?とお悩みではないでしょうか。
調理器具は使い回しできるものが多いので、必要なものから徐々に購入していくとよいでしょう。
まずは包丁や鍋などの基本的な調理器具と、食器類をそろえるのがオススメです。
そこで今回は、最低限必要な調理器具や選ぶコツ、購入できる場所について紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、あなたにとって本当に必要なキッチン用品を見つけてくださいね。
新生活の必需品|調理器具リスト
新生活(一人暮らし)に必要な調理器具は以下の通りです。
- 包丁/まな板
- フライパン
- ボウル/ざる
- 計量カップ
- おたま
- カトラリー
- 食器
一つずつ見ていきましょう。
包丁・まな板
一人暮らしの場合、包丁は三徳包丁がオススメ。
三徳包丁は刃渡り15〜18cm程度で肉や魚、野菜などのさまざまな食材に対応できる、万能包丁です。
ステンレス製の包丁ならさびにくく、お手入れが簡単。
洗い終わったら、水気を拭き取ればOKです。
ステンレス製の包丁はシャープナーで研げるので、簡単に切れ味が戻ります。
まな板は、材質をチェックしましょう。
それぞれのメリットとデメリットは、以下の通りです。
目的に合った素材を選んでみてください。
材質 | メリット | デメリット |
木製 | 刃当たりがよいあらかじめ水に通してから使うと、食材のにおいが移りにくくなる | 使用後はすぐに洗って、風通しのよいところに干す必要がある。メンテナンスがいる |
プラスチック製 | 安価で手入れが簡単水はけがよく、食洗機対応しているものが多い | 刃当たりが悪く、腕が疲れやすい |
ゴム製 | 傷がつきにくい乾きやすくて、かびにくい | 木製やプラスチック製と比べて重い |
フライパン
一人暮らしを始めた際には、最初にフライパンを購入するとよいでしょう。
フライパンはいため物だけでなく、揚げ物や煮物にも使えます。
フライパンで重要なのが、サイズ選びです。
一人暮らしには24cm程度の大きさがオススメ。
1人〜2人前の料理に適当な大きさで、さまざまな調理方法に対応できます。
素材は鉄やセラミック、テフロン加工があります。
一人暮らしの場合、使いやすいのはテフロン加工のフライパンです。
難しいお手入れもいらず、安価で使いやすいからです。
ただし使うにつれてテフロン加工がはがれていきますので、あまり長持ちはしません。
ヘラやはしを使う際は金属製を使わず、プラスチックやシリコン製のものを選ぶとよいでしょう。
ボウル・ざる
ボウルやざるは食材を洗ったり、下ごしらえしたりするのに使います。
ステンレス製なら、100均でも購入できます。
ケーキやお菓子作りをする人にとってはオーブンや電子レンジでも使える耐熱ボウルがオススメです。
ざるは麺をゆでたり、野菜の水切りをしたりとさまざまなシーンで使えます。
わりと使いみちのある調理器具なので、1セットはそろえておくとよいでしょう。
計量カップ
軽量カップは液体や粉などの量をはかるために使います。
素材はプラスチック製や耐熱ガラス製、ステンレス製やホーロー製があります。
予算や使い方に合わせて選ぶとよいでしょう。
目盛りが上から読めるものだと、横からチェックしなくてもよいので、効率よく調理できますよ。
おたま
おたまは汁物をすくったり、食材を取り分けたりするのに使います。
食材を移す目的で使うことが多いおたまですが、ヘラ代わりにも使えます。
素材はナイロン製やシリコン製なら、鍋やフライパンに傷がつきにくくなります。
ステンレス製は耐久性が高く、高温にも強いメリットがあります。
それぞれの特徴を踏まえたうえで、素材を選ぶとよいでしょう。
カトラリー
カトラリーとはスプーン・ナイフ・フォークのこと。
カトラリーの多くは、ステンレス製です。
カレーやパスタを食べるときに使う20cm〜24cn程度のサイズと、コーヒースプーンやケーキフォークに使われる15cm程度のサイズのものを用意するとよいでしょう。
一人暮らしでも、来客用として2〜3セットそろえておくと、いざというときに慌てなくてすみます。
食器
食器は自炊しない人でも必要です。一人暮らしの場合、以下の食器をそろえておくとよいでしょう。
- 茶わん
- 汁物茶わん
- 大皿
- 小皿(3枚程度)
- 丼
- コップ
ただしこれは一人用の量です。来客用は含まれていません。
来客用にもそろえておきたいのなら、人数に合わせた食器を用意する必要があります。
できるだけ食器を多く持ちたくないという人は、来客用におしゃれな紙皿や紙コップを常備しておくのもよいでしょう。
新生活に必要な調理器具はどこで買う?
100円ショップ
一人暮らしで、できるだけ出費を抑えたい!という人にオススメなのが100円ショップ。
ものによっては品質に不安を覚えるものもありますが、食器やカトラリーなら大きな失敗はなさそうです。
ホームセンター
ホームセンターはフライパン・鍋が特に充実しています。
プライベートブランドの調理器具を扱っているところもあり、安価で購入できますよ。
おしゃれな調理器具は少ないかもしれませんが、プロ仕様のものや品質にこだわった商品が見つかります。
IKEA、無印良品など
IKEAや無印良品も、さまざまな種類の調理器具が販売されています。
IKEAは低価格なものが中心で、セット商品もあります。
無印は品質にこだわった調理器具が多く、値段は少々高めです。
どちらもシンプルかつおしゃれな調理器具が多いので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
一人暮らしのキッチン用品は、最低限必要なものをそろえよう
一人暮らしに必要な調理器具を紹介しました。
一人暮らしは収納場所も狭い場合が多く、たくさんの調理器具を買っても使いきれず持て余してしまうことがあります。
そうならないように、最初は最低限必要なものを購入し、徐々に欲しいものを増やしていくとよいでしょう。