季節の変わりめ、慣れない仕事、用事がたてこんだとき、どんな方でも疲れてしまうときはあるものです。
そんなときには、食事や睡眠ももちろん大切ですが、お花や植物をそばに置いてみませんか?
すぐに実行できるよう、スーパーなどでも手に入りやすいおすすめの花を花言葉も合わせてご紹介します。
また、リーズナブルな花束の定期便サービスもご紹介します。
元気になる花|バラ
世界中で愛されるバラにはたくさんの花言葉があり、色ごとに花言葉もちがってきます。
ピンク色のバラの花言葉の代表的なものは「上品」「気品」「しとやか」「暖かい心」です。
バラといえば、古代のバラには赤色しかなかったそうです。
情熱的な赤も素敵ですが、疲れたときには赤よりも優しいピンク色の色味がきっとふさわしいはず。
ピンク色にも豊富なバリエーションがありますので、好きなピンク色を見つけてみてください。
元気になる花|ガーベラ
太陽に向かって顔を向ける「向日性」という性質をもつガーベラ。
その姿は、人間の目には前向きな姿勢で一心に咲いているように見えます。
そのせいかガーベラには、ネガティブな花言葉がまったくありません。
ガーベラ全般の花言葉は「希望」「常に前進」。
写真を添えたオレンジ色のガーベラは「冒険心」「神秘」「忍耐強さ」という花言葉があります。
元気になる花|ユリ
ユリには「純粋」「無垢」といういかにもユリらしい花言葉があります。
高貴な印象がありながらも、見る人を包んでくれるような優しさもユリは持ち合わせているように思えます。
また、ユリは甘く濃い香りを放ちますので、つまらない悩みなどは吹き飛ばしてくれそうです。
ひとくちにユリといっても、素朴なヤマユリからカサブランカのように大きなものまで多種多様。
その日のあなたに寄り添ってくれそうなユリをぜひ選んでみてください。
元気になる花|ラベンダー
ラベンダーは切り花よりも苗として流通することが多く、“すぐ手に入る花”の趣旨からは外れてしまうのですが、香りがとても良く、疲れをとる効果はお墨つきです。
ラベンダーの花言葉もいくつかあり、その中の「沈黙」「期待」「清潔」は、ゆっくりと休んで英気を養うイメージにぴったりです。
お花が手に入らないときには、ラベンダーの香りを生かしたグッズもおすすめです。
ラベンダーのファブリックウォーターは、枕などに少量を吹きかけるとぐっすり眠ることができそうです。
切り花を長持ちさせる方法
水切り
切り花を花瓶に生けるときには、長すぎる茎をカットしますよね。
そのときに、水の中で茎を切る「水切り」と呼ばれる作業をすると、水の吸い上げがよくなります。
茎を切るときに気泡が入り、水の吸い上げが弱くなるのを防ぐために行います。
切れ味の良いハサミを使う
切花をカットするときには、できるだけ切れ味の良いハサミを使って斜めに切るのがコツです。
文房具のハサミでもかまいませんが、切れ味の良いものを使いましょう。
スパッと切ることにより、茎にある水を吸い上げる導管を傷つけずにすみ、水を吸う機能を保つことができます。
また、斜めにハサミを入れることにより、導管を潰す力を逃し、導管がつぶれるのを防ぐことができます。
もし、園芸用のハサミの購入をお考えの場合には、花屋さんも使っているおすすめのハサミはこちらです。
日本製で日本人の手に合う大きさや重みで、切れ味も抜群です。
毎日水を換える
水が汚れると細菌が繁殖しやすくなり、その水を吸えば花は病気になったり傷みやすくなってしまいます。
たとえきれいに見えても花瓶の水は毎日換えましょう。
花瓶の内側も汚れますので、水を換えるときにスポンジを使ってしっかりと洗うのが、花を長持ちがさせるコツです。
切り花用の延命剤を使ってみる
花束タイプの切り花を買うと、花を長持ちさせるための延命剤がついていることがあります。
延命剤には、花の栄養になるブドウ糖、ショ糖などの糖分や、水の中で細菌が増えないための殺菌剤が含まれています。
花に糖分がよいからといって、砂糖などを水に入れると糖分は細菌にとっても栄養になるため、水に細菌が発生しやすくなります。
自己流で、砂糖などを加えるのは避けて、バランスよく配合された延命剤の方が安心です。
切り花を買っても、延命剤がついていないことの方が多いかもしれません。そんなときには、ボトルタイプの延命剤があると便利です。
たくさん入れても効果が出るわけではないので、容量を守って使いましょう。
花束の定期便サービスってどんなもの?
花を売っているお店が帰り道になかったり、近所では好みの花が見つからないようなときには、ネットを活用するのもよい方法です。
定期的に花束が自宅に届く=サブスクリプションなら、いちいち注文しなくても、自分の決めた頻度で届けてもらえます。
定期的にお花の届くサービスは国内だけでも複数あります。
花束の花の種類は、季節の花を使ったおまかせになるので、毎回どんな花が届くか、ワクワクする楽しみが味わえそうです。
おわりに
ご紹介した「元気がないときにおすすめの花」は、手に入りやすいものばかり。
切り花ではないラベンダーやコーヒーの木も、ホームセンターや100円ショップにも置いてあり、入手しやすいものです。
疲れがたまってしまったら、お気に入りのお菓子や飲み物と一緒に、お花も買い物カゴに入れてみませんか?
本文でも一例を取り上げたように、今は受け取りをしなくてもポストに届けてくれるネットで頼めるお花のサブスクもありますので、そういったサービスを利用してみるのもおすすめです。