芸術家タイプという言葉、それが意味するものには、いくつかの特徴があります。
その特徴は言動などにも現れたりします。
この記事では、彼らの持つ特徴や気質、世界観、性格など含めて、どんな人が芸術科タイプなのかを紐解きます。
芸術家タイプに見られる特徴
①直観力に優れている
芸術家タイプの人は、ひらめきや直観力に長けています。
あれこれ考えて行動するというよりも、これまで培ってきたインスピレーションや感性に従い、行動しています。
感性に従うことで、豊かで自由な表現にたどり着いています。
②豊かな感受性
普通の何気ない瞬間に、芸術家タイプの人はアイデアが浮かびます。
入浴中、食事中、ぼおっとして無心でいるとき、それは突然現れますし、普通の人が気にしない些細な内容に関しても心が揺さぶられたりします。
相手の気持ちを察する能力があり、また、感動だけではなく喜怒哀楽を素直に表現する傾向があります。
③独自の世界観に生きる
一般論や常識に捉われずに、自らの感性や価値観を信じています。
ルールや常識に縛られすぎずに生きるため、その選択方法も人が想像しないものであったりすることが。
それは時に魅力的であり、周囲を驚かせたりします。
④常に刺激を求める
芸術家タイプの人は、常に刺激を求めて生き、創造性も養われやすいです。
新しい作品は、そういった鍛えている感性や求める刺激への姿勢からもインスピレーションを得やすくなります。
また、そのような刺激を求める姿勢によりモチベーションも維持できています。
⑤創作への集中力がある
やると決めて始めたら、ある程度までとことん向き合う姿勢を持ち、創作過程での集中力は極めて高いでしょう。
そのため、食事や睡眠などを忘れて没頭することもよくあります。
⑥空想家・ミステリアス
空想に浸る時間が多く、何を考えているのかよくわからない、そんなミステリアスさがあります。
何かに没頭しているときは、周囲の状況がよく見えなくなることも多く、「ミステリアスな人」という印象を与えるのですね。
一見、クールでありつつ「謎な人」といったイメージで、その雰囲気が魅力的に見えたりするのでしょう。
⑦こだわる気質
芸術家タイプの人は、こだわりの強さを特徴としてよく取り上げられます。
周囲に流されずに、最後まで独自の感性や価値観にこだわり、それを貫きます。
洞察力に優れていて、妥協を許さない姿勢が、時には周囲の理解を得られないことも。
その代わり、そうした結果、素晴らしい成果に繋がることも少なくありません。
芸術家気質の人は、細かな部分にまでこだわることも多くあり、締め切りの前日や当日にぎりぎり一日かけて仕上げることも少なくありません。
⑧協調性に欠ける
個性的な人が多く、大勢の中で協調性を求められる場面では、ストレスを感じやすいでしょう。
独自の感性や価値観を優先するので、無理に妥協したり我慢したりをしません。
また、インスピレーションやアイディアの赴くまま手を動かすなどが多くあり、そのため生活のリズムは一定していないことも多々あるようです。
芸術家タイプの人のキーワード
芸術家タイプの人はこだわりが強いことを先に述べていますが、「独自性」「想像力」「感性の豊かさ」の他に、いくつかのキーワードで表現することができるでしょう。
そのキーワードは、「ユニークさ」「ロマン」「美意識」「夢」です。
「ユニークさ」「ロマン」「美意識」「夢」
創造的、独創的、繊細、そして実にユニークです。
何がユニークなのか?それは、発想です。
その見事な発想で会社を引っ張っていくことも多いでしょう。
ルールや常識に縛られるのが好きではありません。そして、ロマンチスト。
忍耐強く、細やかで独創的です。
深みのあるイメージを好むため、深いダークブルーの海や泳ぐ魚、星などを描くことが多いですが、太陽をあまり描かないかもしれませんね。
美意識が高く、同情心に厚く知性や品性が高いという特徴も併せ持ちます。
優雅で文学的であり、夢を持ち続けます。
とても純粋ですから子どもの目線になって物事を考えることもできるのです。
芸術家タイプの人が嫌がること
自分を軽視する行為をとられたり、やりたくないことを無理やり強要されることに対して、ことのほか嫌がります。
ゴールデンウイークだから旅行に行こうとか、〇〇がとても人気だから購入しよう、というような概念はありません。
また、人前で傷つく言葉を言われたり、自分の大事な空間に土足で入られることを極端に嫌います。
もちろん、これらは誰でも嫌な気持ちになるに違いありませんが、芸術家タイプの人はより一層、それらに対して嫌悪感を抱くようです。
つまり、人がされて嫌がる行為に対して敏感、他人の痛みを理解することができる人でもありますね。
芸術家タイプの人が抱える問題点
自分は特別と思っていることが多いため、お高くとまっているように見られることも。
周囲と平等な関係性を結びにくい傾向があります。
そのため、孤独感が付きまといがち、喪失感から希望を失いがち、になります。つまり、幻想の世界に生きていることから、現実逃避しやすいと言えるでしょう。
好き嫌いがはっきりしていて、嫌いな人と話すことが苦手です。
良い評価を得られないと、自分を見失ってしまいがちになるようです。
まとめ
芸術家タイプといわれる人の持つ特徴や気質、世界観、性格などを紹介いたしました。
芸術家タイプの人は、どんな圧力にも屈せず、幻想の世界に浸ることができるという特徴がありますが、実にデリケートな存在であることもわかります。
持って生まれた才能ゆえの悩みはあるでしょうが、もしありのままの自分を受け入れて、周囲にスッと溶け込む存在になったなら、その感性や表現力はいったいどのように変化するのか、気になってしまいますね。