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ウィーン美術史美術館|ハプスブルク家の栄華が刻まれた美術館

2023 1/31
ミュージアムへ行こう
2022年10月21日2023年1月31日
ウィーン美術史美術館

この記事では、ウィーン美術史美術館の歴史をひも解きつつ、その魅力について解説いたします。

オーストリアの首都ウィーンには、旧市街を取り囲むリング通りがあります。

その一角にそびえるのが、今回のテーマであるウィーン美術史美術館。

まさしくウィーンの美術品の粋を集めたミュージアムであり、オーストリアを訪れたら必ず立ち寄りたい有名な観光スポットです。

ハプスブルク家の歴代君主が集めたコレクションは、一見の価値がありますよ。

目次

ウィーン美術史美術館の歴史・成り立ち

ウィーン美術史美術館が開館したのは1891年、着工からおよそ20年後でした。

当時の皇帝だったフランツ・ヨーゼフ1世の命により、当初から美術館として公開するために建築されたのです。

ハプスブルク家の歴代君主が蒐集してきた美術品の数々を展示しており、豪華絢爛なコレクションは訪れる人々を圧倒します。

ウィーン美術史美術館の魅力を知るには、ハプスブルク家の歴史を大まかに押さえておかなければなりません。

その基礎を築いたのは、神聖ローマ皇帝だったマクシミリアン1世でした。

彼が統治していた15世紀頃に美術品の蒐集が始まったとされています。

政略結婚を繰り返して勢力を拡大し、ヨーロッパの王家との結びつきを強めていきました。

後にカール5世や女帝マリア・テレジアなども登場し、ハプスブルク家は世界の歴史を動かす大国となったのです。

スペイン=ハプスブルク家は1700年に途絶えますが、ウィーン=ハプスブルク家は1918年まで存続しました。

実質的に最後の皇帝となったのが、フランツ・ヨーゼフ1世です。

皇后のエリザベートは美貌で知られ、世界的に有名なミュージカルの主人公として描かれました。

唯一の後継者だった甥が暗殺され(サラエボ事件)、これを契機として第一次世界大戦が勃発しています。

ウィーン美術史美術館には、ハプスブルク一族の肖像画が飾られています。

もし訪れる機会があれば、歴史に思いを馳せながら眺めてみてください。

ウィーン美術史美術館の特徴

ウィーン美術史美術館は、2時間〜2時間半ほどで全体を見て回れる規模です。

コレクションはさる事ながら、建物自体が1つの作品となっています。

ネオ・ルネサンス様式の建築にもご注目ください。

ここでは3つの特徴を紹介しましょう。

日本語版の公式サイトをご覧になりたい人はこちらからどうぞ。

「双子の美術館」の片割れ

ウィーン美術史美術館は、ウィーン自然史博物館と対になっています。

建物の外観がそっくりなため「双子の美術館」と呼ばれるようになりました。

美術館に入場する前に、中庭にあるマリア・テレジアの記念碑にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

写真の撮影スポットとしてもおすすめですよ。

歴史が好きな人はご存じかもしれませんが、マリア・テレジアはマリーアントワネットの母親としても知られています。

名の知れた名画の宝庫

ウィーン美術史美術館には、美術好きなら知っている著名な作品が数多くあります。

絵画ギャラリーに行く前に、メインの階段ホールにあるクリムトの壁画を鑑賞しておきましょう。

知らないと通り過ぎてしまいそうですが、隠れた見どころの1つですね。

40枚ある壁画のうち、11枚はクリムトによる作品。

ちなみに天井画を描いたのはミハーイ・ムンカーチです。

名の知れた画家たちの作品を一部抜粋して紹介しましょう。

画家名作品名
ブリューゲルバベルの塔、農民の婚礼など
クラナッハアダムとイブ、ユディトなど
ラファエロ草原の聖母
フェルメール絵画芸術
ルーベンスエレーヌ・フールマン
ティツィアーノディアナとカリスト
カラバッジョロザリオの聖母
アルチンボルド火、水など
ベラスケスピンクのドレスのマルガリータ王女、白いドレスのマルガリータ王女、青いドレスのマルガリータ王女など

その他にも西洋美術史に名を残した巨匠たちの絵画があちこちに飾られており、眺めているだけで楽しくなるのではないでしょうか。

【職人の超絶技巧】クンストカンマーウィーン

ウィーン美術史美術館の見どころは絵画だけではありません。

工芸品や宝飾品の展示室も必見です。

ちなみに「クンストカンマー」とは、ドイツ語で美術室を意味します。

職人たちが精魂こめて作り上げた金細工、ハプスブルク家に代々伝わってきた装飾品。

これらはかつての栄華を証明する貴重な品々です。

特にご覧いただきたいのは、ベンヴェヌートが手がけたサリエラ(黄金の塩入れ)ですね。

1543年に、フランス国王だったフランソワ1世のために制作されました。

ただ調味料を保存するための器なのに、俄かには信じられないほど手が込んでいます。

大地の女神であるテーラと、海を統べる神として知られるポセイドンが向き合う形で配置され、思わず息をのむ美しさ。まばゆい輝きは今も健在です。

ミュージアムショップ・カフェ

続いては、ショップ&カフェの情報を紹介します。

オーストリアに行く機会があれば、参考にしてください。

ショップ

ミュージアムショップは0.5階と1階の2か所にあります。

ここでは、おすすめの商品を厳選してまとめました。

※オンラインショップでも購入可能です。

ポストカード

美術館では定番のお土産ですね。人気の作品が多数そろっており、選ぶのが楽しいでしょう。

値段が手ごろで持ち運びしやすいため、たくさん買ってもかさばりません。

ポスター

お気に入りの絵画を家でも眺めたい人は、ぜひ検討してみてください。

サイズが大きいため持ち運びに手間がかかるものの、これ以上ない最高のお土産です。

カレンダー

ブリューゲルの絵画がカレンダーになりました。図柄は2種類あります。

文房具

普段使いできるステーショナリーは、お土産にピッタリです。

ボールペンや消しゴム、ペンケースなど、使うのがもったいないアイテムばかり。

ジグソーパズル

作っても飾っても楽しいパズルは、ウィーン観光の記念になるのではないでしょうか。

お好きな絵画の図柄をお選びください。

その他雑貨

香水や石鹸、クッションなどの雑貨も購入可能です。

部屋のインテリアとしても使えますよ。

カフェ&レストラン

美術鑑賞に疲れたら「世界一の美しさ」と賞賛されるカフェで休憩しましょう。

円形の高いドームと室内装飾をお楽しみください。

なお、チケットがないと利用できません。

※カフェの情報はこちらからご覧ください。

ウィーン名物のザッハトルテとウィンナーコーヒーなど、ここでしか味わえないスイーツを満喫するのも一興です。

アルコールや軽食も注文できるため、お食事にもどうぞ。

土曜日・日曜日と祝日に限り、朝食メニューを提供しています(10時〜12時)

美術館で優雅な朝ごはんを満喫してみるのもよいでしょう。

リンク

ハプスブルク家の歴史を肌で感じてみよう

ウィーンを訪れる機会があれば、ぜひ美術史美術館に足を運んでみてください。

かつてヨーロッパに君臨したハプスブルク家がいかに強大な権力と財力を握っていたのか、身をもって理解できるはずです。

美術史美術館に行くなら、シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿なども訪れてみるといいかもしれません。

どちらもハプスブルク家と深い関わりを持つ建築物であり、見どころが満載です。

歴史が好きな人はもちろん、美術や建築に興味がある人も楽しめるでしょう。

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DECOROO(デコルー)
とあるデザイン会社のWeb担当。アートとインテリアをこよなく愛するこだわり屋さん。休日は美術館やレトロな歴史建造物、神社仏閣などを探訪して過ごす。最近は一眼カメラに奮闘中。猫好き。
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