これから室内にペットを迎えることになる方もおられるかもしれません。
ただ、室内にペットを迎えるとなると、人のみが居住していた部屋を見直さないと大変危険ですし、事故にも繋がりかねません。
この記事では、部屋の中に潜む危険を見ていくと共に、ペットに安心なインテリアをどのように設置すると良いかをご紹介します。
危険だらけ!大人だけの居住空間
夫婦といった家族やカップルで暮らしている方も多いと思いますが、実はペットにとっては危険だらけな居住空間となってしまっているということをご存知でしょうか?
ここからは、特に危険な居住空間やインテリアについてご紹介していきたいと思います。
大きな本棚がある部屋
本が好きな方や勉強家は電子書籍ではなく、紙で購入したいという方も多いです。
そのため、部屋には大きな本棚を設置する必要があるのかもしれません。
しかし、本棚は地震等の災害時に倒れてくる可能性がありますし、本が落下し、そこにペットがいると大惨事に繋がる恐れも・・・。
ただ、持ち家でない限り、本棚を頑丈に固定することは難しく、本棚を設置することには危険度が増すことを肝に銘じておきましょう。
本棚よりも危険?小物類
意外かもしれませんが、先ほどの本棚よりも危険であるのが小物類です。
例えばお気に入りのお皿やコップ、フィギュアや絵画などを部屋にディスプレイしている人も多いと思いますが、これらは小さな地震でも動くことがありますし、人の手が当たるだけで落下させてしまうこともありますよね。
猫といった高い場所を好むペットをお迎え予定のご家庭は、小物類を多くディスプレイしていると事故に繋がる可能性が高く、特にガラスや陶器は大変危険であると認識しておきましょう。
ペットも安心なインテリアとは
人だけが暮らす分にはインテリアの安全性を気にする必要はないのかもしれませんが、室内にペットがやって来るとあっては別です。
安心安全に過ごせるよう、今までのインテリアも見直す必要があるでしょう。
ここからは先ほどの危険なインテリアをもとに、どう改善すれば良いか考えていきたいと思います。
本棚は設置しないか書斎を作る
本棚は地震等で倒れてしまうことからペットはもちろん、人にとっても危険な家具です。
部屋の出入り口や寝室等に設置することは大変危険なため、初めから設置しないことをおすすめします。
また、どうしても本棚を設置したい場合には書斎を作るようにしましょう。
そして、ペットはその部屋に近付かせないようにしましょう。
小物類は置かないもしくはケースに飾る
お皿やフィギュア等の小物類は、ペットにとって興味のある対象となり得ます。
近くで見たり、触ろうとして事故に繋がってしまうため、これらはもとより置いておかない方が良いでしょう。
ただ、家族の写真であったり、大切な物をディスプレイしたい人も少なくありません。
そんな時は、ケースに入れて飾っておくことをおすすめします。
ケースと言うと、ガラス製のコレクションケースを想像する方もおられるかもしれませんが、ガラス製はかえって危険となり得ます。
木製のコレクションケースで窓だけガラスといった、部分的にガラスを使われている物の方が危険度が低くおすすめです。
デザイン性に優れているとはいえ、怪我を招きそうな脚がついていたり、ガラスなどの危険な素材が使用されているテーブルがあるご家庭も、この機会に見直してみてくださいね。
まとめ
今回は、これから室内にペットを迎える方に向けて、お部屋に潜む危険な家具やアイテムについてご紹介しました。
大人が暮らしている時には気付かないかもしれませんが、ペットの視点で部屋を見てみると、危険に感じる家具やインテリアも多いです。
ペットをお家に迎える予定があるご家庭は、事故を防止するためにも室内における危険な場所や家具を把握し、今から改善しておくことをおすすめします。