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プラド美術館|スペインの至宝を鑑賞できるミュージアム

2023 2/01
ミュージアムへ行こう
2023年2月1日
プラド美術館
プラド美術館
エミリオ・J・ロドリゲス・ポサダ - Museo del Prado 2016, CC 表示-継承 2.0, リンクによる

プラド美術館にはスペインの至宝が凝縮されています。

スペイン絵画の黄金時代に君臨したベラスケスやゴヤといった画家の他、ルーベンスやボスなどの作品も収蔵しています。

プラド美術館が正式に設立されたのは1868年でした。

その前身はフェルナンド7世によって作られた「王立美術館」であり、スペイン復興の象徴のような存在だったのです。

この記事ではプラド美術館に秘められたスペインの歴史とその魅力について、わかりやすく解説しましょう。

目次

プラド美術館の歴史・成り立ち

プラド美術館|入館口の一つを見下ろすディエゴ・ベラスケス像
入館口の一つを見下ろすディエゴ・ベラスケス像
Aniceto Marinas – 写真: Javier Carro, 2004年11月9日., CC 表示-継承 3.0, リンクによる

まずはプラド美術館が設立されるまでの経緯について説明します。

ちなみに館内は撮影禁止であり、40㎝四方以上の手荷物は持ち込めません。

「太陽の沈まぬ国」が築いた美術品の宝庫

スペインはかつて「太陽の沈まぬ国」と呼ばれていました。

具体的には16世紀後半、フェリペ2世がスペイン史上において最大の領土を獲得した時代にあたります。

プラド美術館の発祥は15世紀まで遡ります。

カスティーリャ女王のイサベラが、1479年にフランドル絵画を買い求めたところから始まりました。

ちなみにフランドル絵画とは、現在のベルギーを中心とする一帯で発展した美術の様式です。

今のプラド美術館の基礎を築いたのはカール5世でした。

その後はフェリペ2世やフェリペ4世がコレクションを増強し、ボスやティツィアーノといった高名な画家たちの作品が加わっています。

スペイン復興の象徴として作られた美術館

プラド美術館が開館したのは1819年です。

当時は「王立美術館」という名称で、フェルナンド7世によって設立されました。

この時のスペインがどんな状況に置かれていたかというと、混乱の最中にありました。

1814年にフランスから独立した後、荒れ果てた国土を復興しなければならなかったからです。

遡ること6年前、1808年にナポレオンがスペインを侵略しました。

当時の国王だったフェルナンド7世は幽閉の身となります。

ナポレオンは自身の兄であるジョセフを「ホセ1世」として擁立し、スペインから主権を奪いました。

しかし度重なる敗戦で信頼を失い、政治の表舞台から姿を消します。

王立美術館はスペイン復興の象徴と言える存在であり、1868年には「プラド美術館」へと改称されたのです。

特にスペイン絵画の収蔵数は世界でも類を見ないほど豊富で、今も多くの観光客を惹きつけてやみません。

プラド美術館の特徴

ビリャヌエバ館(1階)
Schnäggli – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

プラド美術館は3階建ての構造になっており、0階(地上階)・1階・2階に分かれています。

余談ですが、美術館の本館として使われている建物(ビジャヌエバ館)は自然博物館になる予定でした。

後に新館(ヘロニモス館)が増設され、現在に至ります。

プラド美術館で鑑賞しておきたい作品たち

プラド美術館の有名な作品は、だいたい1階に集中しています。

ゆっくり見て回ると3時間ほどかかります。時間がないときは鑑賞するエリアを絞ってもいいでしょう。

ここではフロア別に見どころの絵画を紹介します。

0階北エリア

北側は美術館の左側にあたります。

ここで出迎えてくれるのはブリューゲル、デューラー、ボスの作品たち。

画家名作品名
ピーテル・ブリューゲル『死の勝利』
アルブレヒト・デューラー『自画像』
ヒエロニムス・ボス『悦楽の園』

0階南エリア

南側は美術館の右側に該当します。このエリアの目玉はゴヤの作品ですね。

ちなみにゴヤの絵画は別の展示室にもありますのでお見逃しなく。

画家名作品名
フランシスコ・デ・ゴヤ『マドリード、1808年5月3日』、『我が子を食らうサトゥルヌス』

いずれも名の知れた作品ですので、どこかで目にしているかもしれません。

1階北エリア

このフロアにはエル・グレコとベラスケスが展示されています。

画家名作品名
エル・グレコ『胸に手を置く騎士の肖像』
ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』、『ブレダの開城』

特に『ラス・メニーナス』は必見です。

門外不出の名作であり、ここでしか鑑賞できません。

1階南エリア

ベラスケスとゴヤの他、ルーベンスの作品が展示されています。

画家名作品名
ディエゴ・ベラスケス『バリェーカスの少年』、『セバスチャン・デ・モラ』
フランシスコ・デ・ゴヤ『着衣のマハ』、『裸のマハ』
ピーテル・パウル・ルーベンス『三美神』

マハの2点は有名な作品ですので、ぜひご覧ください。

「王の画家にして画家の王」と名高いルーベンスの作品も必見です。

プラド美術館には、無料で入場できる時間帯がある

海外の美術館では一般的ですが、無料で入場できる日時が存在します。

入館料を節約したい人は有効に活用しましょう。

予約は不要で、無料で鑑賞できるのは2時間のみ。無料入場の1時間前には観光客で賑わうため、早めに並ぶことを推奨します。

無料時間

  • 平日の18時以降
  • 日曜・祝日の17時以降

おすすめのルート

  • 0階北エリア(左)⇒0階南エリア(右)⇒1階北エリア(左)⇒1階南エリア(右)

※なお2階の北エリアと南エリアはつながっていないため、それぞれ1階から階段で行く必要があります。

ミュージアムショップ・カフェ

新館のカフェテリア(へロニモス館)
Iantomferry, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

ここからはお楽しみのショップ&カフェの情報をお伝えします。

ミュージアムショップ

ショップは0階(地上階)にあります。

参考までに美術館の公式サイトのURLを貼っておきますので、ご興味があればご覧ください。

プラド美術館ミュージアムショップ

公式図録やポストカードなど、定番のグッズが並んでいます。

日本語版の図録もありますので、旅の思い出にどうぞ。

その他にもトートバッグやノートなどがあります。

カフェ&レストラン

館内にあるカフェと美術館の近くにあるレストランを紹介しましょう。

注意点として、スペインの食事時間は日本と異なります。

一般的なランチタイムは13時〜13時半、ディナータイムは20時〜20時半とのこと。

生活リズムの違いを理解してから現地に行ってください。

カフェプラド

カフェコーナーとカフェテリアに分かれており、食事する場所は同じです。

カフェテリアはセルフサービスで、ドリンクや軽食を注文可能。

ランチタイム(12時~16時)には前菜付きのお食事も提供しています。

スペイン名物のパエリアもありますので、ぜひご堪能ください。

エスタド プーロ(Restaurante ESTADO PURO)

プラド美術館から歩いて5分ほどの場所にあります。

ミシュランで2つ星を獲得したパコ・ロンセロ氏が経営していて、観光客のみならず地元住民からも人気あり。

伝統的なスペイン料理を味わいたい人は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

プラド美術館の魅力が伝わったでしょうか?

記事では紹介しきれない部分がたくさんあるため、もし可能であれば現地に足を運ぶのがベストですね。

スペイン絵画の黄金時代を築いた巨匠たちの息吹を感じてください。

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DECOROO(デコルー)
とあるデザイン会社のWeb担当。アートとインテリアをこよなく愛するこだわり屋さん。休日は美術館やレトロな歴史建造物、神社仏閣などを探訪して過ごす。最近は一眼カメラに奮闘中。猫好き。
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