この記事では、ハンカチの種類や利用シーン別の選び方、おすすめのハンカチブランドについてご紹介いたします。
皆さんは普段どのように選ばれているでしょうか。
素材、デザイン、サイズなど人によって基準にしているポイントは様々かと思います。
ハンカチは小物ということで価格的にもチャレンジしやすいので、いろいろな種類の素材やデザインにこだわってお気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょうか。
ハンカチを【素材】で選ぶ
ハンカチは直接肌に触れて使うもの、自分にとって使い心地の良い種類の素材を選ぶことが大切です。
まずは、それぞれの素材の特徴も覚えておきましょう。
綿(コットン)
植物繊維の代表的存在ともいえる綿。
多くの衣類にも使われており、肌触りがよく吸水性が高い点が特徴です。
洗濯により縮みやすく、シワも付きやすいため、きちんと折りたたんだ状態でカバンやポケットにしまいましょう。
麻(リネン)
綿と同じく植物繊維の素材で、綿に比べると毛羽立ちが少なく、吸水性・吸湿性に優れています。
麻は乾きが早いので濡れやすいハンカチとしてぴったりの素材です。
清涼感がある分、洋服であれば春夏シーズンが向いていますが、ハンカチのような小物であれば季節を問わず使うことができます。
絹(シルク)
蚕の繭を原料とする動物繊維です。
美しい光沢感や滑らかな肌触りで、強度が高く、吸湿性・保温性に優れています。
メリットが多い反面、取り扱いには注意が必要です。
水に濡れると痛みやすく、虫に食われやすいため、おしゃれ着用洗剤で手洗いする・しっかり乾いてから保管するなど、植物繊維の生地よりも丁寧にケアをしてください。
ハンカチを【利用シーン】で選ぶ
洋服をTPOで使い分けるのと同じように、ハンカチも利用シーンを意識して選びます。
仕事
普段の仕事着がスーツの場合は、シンプルで上品なハンカチがおすすめ。
柄物であれば、スーツやネクタイなどの衣類と色の系統を合わせておくと失敗しづらくなります。
ビジネスカジュアルなど比較的ラフな服装の場合は、カジュアルなデザインでもOK。
服装と合わせてコーディネートしたり、ハズシとして派手なものを選んでも楽しいですね。
フォーマル
冠婚葬祭といったフォーマルな場で使うハンカチは、マナーに気をつけて選びます。
結婚式の場合、清潔感があってシンプルなものがベスト。
服装では白は着ないのがマナーですが、ハンカチは例外で、白を持っていても問題ありません。
葬儀などの弔事においては、白か黒で無地のハンカチが基本。
素材の種類にも注意が必要で、華やかな印象のある絹や、カジュアルな印象のハンカチは避けてください。
おすすめのハンカチブランド
ハンカチは好きなものを持ち歩きたいけれど、種類が多すぎて選べない!という方のために、お気に入りがきっと見つかるブランドをご紹介します。
motta(モッタ)
1716年創業の老舗雑貨店・中川政七商店のハンカチブランド。
日本にハンカチの文化を広めるため「肩ひじはらないハンカチ」をコンセプトにモノづくりをしています。
ハンカチの素材は綿や麻などの天然素材の種類が多く、どこか懐かしさを感じる優しい色使いが特徴。
おしゃれなギフトBOXも用意があるので気軽なプレゼントとしても最適です。
Lino e Lina(リーノ・エ・リーナ)
東京自由が丘に直営店を構える、2001年設立のリネンブランドです。
リトアニアリネンを素材に使用し、キッチン小物からファッションまで幅広い商品を展開しています。
Lino e Linaのハンカチは約150種類と豊富。
ウォッシュ加工が施されており、使い始めから手に馴染む素材感です。
fog linen work(フォグリネンワーク)
キッチンリネンやベッドリネンなど、暮らしに寄りそう様々なリネン製品を作り続けるブランド。薄手のオリジナル生地を使用したハンカチが人気です。
fog linen workのハンカチは洗いざらしでも、アイロンをかけてピシッとさせても様になります。
人気の柄は入荷待ちになりやすいので、お気に入りを見つけたらぜひ手に入れてみてください。
TRICOTÉ(トリコテ)
東京・祐天寺に直営店を持つ、2011年にスタートしたライフスタイルブランド。
オリジナルのテキスタイルを使用したニット素材のアイテムが人気で、無印良品やCAMPERなどの有名ブランドともコラボレーションしています。
TRICOTÉが手がけるハンカチは、オーガニック糸を使用したハンドタオルと、両面に違う素材を使用したコットンハンカチの二種類。
TRICOTÉの独特な感性が光るテキスタイルは、見ているだけでも元気を与えてくれます。
ハンカチの意外な活用方法
手を拭くのが目的のハンカチですが、他にも色々な活用方法があります。
例えばお弁当包み、ランチョンマット、収納の目隠しなど。
少し大きな種類のハンカチを選んでおくとアレンジがしやすくなります。
まとめ
今回は、ハンカチの種類や利用シーン別の選び方などについてご紹介しました。
ハンカチは洋服と違い、ずっと人に見られるものではありませんが、ふと誰かが出した時の印象は意外と残ります。
用途別に分けてハンカチを集めるのも良いかもしれませんね。
きっと毎日ハンカチを持ち歩くのが楽しくなるはずです。