この記事では、絵画の保管方法で悩んでいる方向けに、お手入れの仕方ついて解説いたします。
美しい絵画を手に入れたとき、私たちは心から嬉しくなりますし、きっとそれは癒しを届ける大切なものとなるでしょう。
そんな大事な絵画ですから、美しくしっかり保管するために大切なポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
絵画の保管する上での悩みと解決方法について
絵画を手に入れたのはいいけれど、保管方法の悩みを多く耳にしますので、その悩みをひとつひとつ解決しましょう。
悩み1:収納場所
せっかく購入した絵画ですが、飾らずに収納するためには適切な場所が必要なりますね。
大きな絵画であればあるほど、その悩みは深刻なものになります。
もし、収納場所がない場合は、ずっと飾ったままにしておく人も多々います。
悩み2:汚れや色落ち
絵画は、十分な保管場所がない場合、接触して破れてしまうこともあります。
また、汚れ、色落ちが起きやすく、紫外線の影響も受けやすいです。
カビや錆びなどからの色落ちが気になるところですね。
これは、絵画の美しさを維持したい人にとって大きな悩みのひとつです。
悩み3:湿気
日本の気候の特徴は、湿気が多いことです。
つまり、気にせずそのまま保管していると、湿気のせいで劣化していた、なども起こり得るということです。
絵画の収納のポイントのひとつには、通気がいいこと、が挙げられていますよ。
湿気の多い場所での保管は極力避けて、カビやサビから守りましょう。
悩み4:害虫などの悩み
絵画の保管上での悩みには、害虫による被害も挙げられます。クモの巣が張ったり、
害虫の排せつ物や死がいがついてしまうことによる汚れです。
保管が長期間になる場合は、気が付かないうちにダメージを受けていることがありますよ。
絵画を保管する際に汚れを落とす方法
どんなものでも汚れの落とし方を理解していることで、適切な処置をすることができます。
絵画は特に気を配りたいものです。
汚れの落とし方
絵画の場合は、専門業者に依頼することがベストです。
素人が行った場合には失敗しやすいですし、中には汚れが落ちないものも多々あるでしょう。
まずは、普段から汚れない工夫が必要になりますね。
絵画の修復について
専門職の方に依頼すべきですが、その修復方法は、洗浄や描き直しだけではなく、部分的な汚れや色あせに対して細かく行うものなど、様々です。
絵画に破れや穴がある時は、裏打ち処理で修復しますし、とても緻密な作業になります。
もちろん、素人ができるものではありません。
専門の技術力をつけた職人さんに依頼した場合は、数万~数十万になることもあるでしょう。
額縁はどうするの?
価値を高めるためにも額縁入れて飾る人が多いと思いますが、額縁は金属でできていますね。
そのため、錆びやすいです。
絵画のお手入れをする際は、一緒に額縁もお手入れしましょう。
柔らかい布で拭いたり、専用のクリーニング液もありますよ。
絵画を保管するのに最適な環境とは?
絵画は、風通しがよく陽があたらない場所、さらに湿気のこもらない場所が適切です。
絵画の保管に適した場所は、日かげで風通しがよく、湿気がこもらない場所となります。
一日のうち、もし短時間であったとしても直射日光は絵画にとっては悪影響を与えることになります。
かといって、家庭の押し入れやクローゼットは、湿気がこもりがちな状態です。
そこに保管したい場合は、適度に戸を開けて湿気を逃がす必要がありますし、湿気取りが売られていますからそれを利用したりなどの対応をしましょう。
また、多少ゆとりがあるスペースであることも重要ですね。
絵画の保管方法は?
絵画は、桐箱に入れたり、中性紙ケース・収納棚式のケースなどに入れましょう。
害虫から守ってくれるので専用ケースがおススメできます。
ケースに入れる際は、中性紙で絵画を包むとよりいいでしょう。
また、立てて保管することで変形や破損を防ぐことができるでしょう。
保管の際の注意点
絵画を収納する前には、陰干しをしておくことで保管時の劣化を防ぐことに役立ちます。
重ねて保管せずに丁寧に扱いましょう。
最も適した絵画の保管場所はトランクルーム?
専用の保管場所として用意できるのであれば、トランクルームがいいでしょう。
湿度が低いこと、気温が一定であること、紫外線が当たらないこと、などの場所が理想です。
トランクルームは、建物のフロアやコンテナを利用した貸し倉庫のことで、外の空き地や建物のフロアによく見かけることができますね。
最近は、自宅に収納場所が不足していることから利用者も多くなっています。
大切なものや不用品の保管に便利です。快適な保管状態を維持できることでしょう。
トランクルームのメリットは多々あります。
絵画を保管する場合は、セキュリティー面や依頼期間、スペース面、空調管理や直射日光が入らないなどの点が気になるはずですが、それらはクリアできるとてもいい保管場所と言えるでしょう。
まとめ
今回は、絵画を美しくしっかり保存するための保管方法をご紹介しました。
絵画は、持っていることで幸福感も得られますが、とてもデリケートな存在です。
価値があるものは、お手入れも大変になるようです。
湿気や紫外線の影響を受けやすいことから、できるだけ条件の整った環境で保管をするようにしましょう。
お手入れ次第では、その素晴らしさをずっと維持していくことも可能になります。