DIYで収納棚を作りたいけれど、どのように作ったらよいかわからない?
おしゃれで丈夫な棚の作り方を知りたい!
そんなお悩みはありませんか?
実は、2×4材とディアウォールやラブリコなどのアジャスターを使えば、簡単に棚が作れます。
今回は、手作りで棚を作りたい方向けに、丈夫な棚の作り方とアレンジ方法まで紹介します。
この記事を読んで、あなたもDIYを楽しんでみてくださいね。
収納棚のDIYには2×4材を使おう
2×4材とは住宅の柱などに使われる木材です。
ホームセンターで、手軽に購入できます。
DIYで収納棚を作るなら、2×4材を使うとよいでしょう。
2×4材をおすすめする理由は、4つあります。
強度があり軽い
2×4材は強度があります。
2×4材は38mm×89mmの厚みがあるので、どんなに力を入れても折れることはまずありません。
しかし重量は軽いので、女性の力でも簡単に作業ができます。
強くて軽いという特性を持つ2×4材は、DIYで棚を作るのに最適な素材です。
初心者でも簡単にDIYができる
2×4材は柔らかい素材なので、加工が楽です。
ノコギリを使って、簡単にカットできます。
大手ホームセンターでは木材カットサービスがあるので、希望の長さに切ってもらえます。
切るのが面倒なときや、木材が多くて大変なときは、木材カットサービスを利用してもいいですね。
加工がしやすい2×4材は、DIY初心者向けの材料と言えるでしょう。
材料費が安い
2×4材は規格化されており、大量生産が可能なので、安く購入できます。
購入場所にもよりますが、8フィート(2438mm)/1本で300円程度です。
よほど大きな棚でなければ、柱は2本あれば収納棚は作れます。
棚板や他の材料を含めても、数千円程度ですむのでリーズナブル。
材料費を安くすませるためにも、2×4材でのDIYがおすすめです。
原状回復ができる
2×4材とアジャスターで作った棚は、壁に穴を開けないので原状回復が可能です。
賃貸住宅の場合や、家に傷をつけたくない場合には最適です。
棚が不要になった場合でも簡単に解体ができるので、処分にも困りません。
収納棚の作り方
基本的な収納棚の作成手順を紹介します。
設計する
最初に、どのような棚を作りたいかを設計します。
作りたい棚のデザインを紙に書くと、イメージがしやすくなります。
初心者で設計が難しい場合は、「2×4 DIY 棚」などのキーワードで、インターネットを使って検索してみましょう。
さまざまなDIY方法が見つかりますので、参考にしてみてください。
形が決まったら、パーツの寸法を決めます。
メジャーやさしがねを使って、できるだけ慎重に測りましょう。
短すぎたり長すぎたりすると、設計した形に仕上りません。
DIYなので完ぺきな精度は必要ありませんが、ていねいに測ることを心がけてくださいね。
材料を用意する
設計ができたら、材料を用意します。
ほとんどの材料はホームセンターでそろいます。
必要なものはメモをして、買い忘れのないようにしましょう。
木材、棚受けの金具、ネジ、ペンキ、紙やすり、アジャスターなどが必要です。
木材カットを希望する場合は、寸法も忘れずにメモをしておきましょう。
お店によっては木材カットが有料の場合もありますので、事前にチェックすることをおすすめします。
木材にやすりをかける
木材の表面を滑らかにしたり、塗装の発色をよくしたりするためにやすりがけをします。
紙やすりは塗装のノリがよくなる、ほどよい番手を選びましょう。
おすすめは#280~#400程度です。
荒すぎてもざらざら感が残りますし、細かすぎるとやすりがけに時間がかかりすぎてしまいます。
木材のやすりがけをすると細かい木の粉が飛ぶので、保護用のゴーグル、軍手、マスク(全て100均やホームセンターで購入できます)をして、必ず屋外で行いましょう。
ニスやペンキで色をつける
木材に塗装していきます。
塗装材にはニスやペンキ、ワックスやオイルなどがあります。
ホームセンターにはさまざまな種類が販売されていますので、お好みのものを選んでください。
どれを選んだらよいかわからない場合は、店員さんに相談するとよいでしょう。
作るもの、好みの質感、色などを伝えれば、最適な塗装材を選んでくれます。
組み立てる
最後は組み立てです。
塗装がすんだら、棚板やアジャスターを取り付けていきます。
棚板を取り付ける場所には印をつけておくとよいでしょう。
あらかじめドリルで下穴を開けておくと、ネジ止めをする際にズレにくくなりますよ。
棚板の取り付けが終わったら、棚柱の上下にアジャスターをはめます。
設置場所で棚を固定させたら完成です!
DIY収納棚のアレンジ方法
収納棚を作った後に「なんだか殺風景になってしまったな……」と思ったときは、思い切ってアレンジしてみましょう。
フェイクグリーンを飾る
100均やホームセンターには、さまざまなフェイクグリーンが売られています。
グリーンを巻きつけるだけでも、おしゃれに変身します。
フェイクなのでお手入れが不要なのもうれしいですね。
ほこりがついたら、はたきでささっと掃除すればOKです。
リメイクシートを貼る
リメイクシートを貼って、アクセントをつけます。
塗料を用意しなくても、貼るだけなので簡単です。
おすすめは棚板などの一部分だけに使うこと。
シンプルでもハッと目をひく仕上がりになります。
まとめ
2×4材とアジャスターを使った、簡単DIYを紹介しました。
手作りやDIYというと難しそうに見えますが、使いやすい材料を選べば簡単に棚が作れます。
DIYのいいところは世界に一つだけの、あなただけのものができあがること。
ぜひあなたの好みに合った手作り収納棚を作ってみてくださいね。