子ども部屋に絵を飾るメリットや、選ぶときのポイントについて、本記事で詳しく解説していきたいと思います。
自宅に絵を飾るときに、部屋によっても選び方が変わってくると思います。
リビングや玄関トイレなどそれぞれに飾るときのポイントがあります。
なかでも「子ども部屋」に絵を飾りたいと考える人もいるのではないでしょうか。
でも、子ども部屋だと、どんな絵を選んだらいいのか、飾り方なども含め、迷っている方もいるかもしれませんので、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
子ども部屋に絵を飾るメリットとは
子ども部屋に絵を飾ると、どんなメリットがあるのでしょうか。
絵を飾るべきか迷っている人はぜひ参考にしてみてくだいね。
美術に触れる機会が増える
子どもには芸術的なセンスを身につけて欲しいと思っている親御さんも多いと思います。
でも、普段触れる機会がないと、美術=特別なものになってしまいます。
美術館に行って観るものだと、どうしても触れる機会も少なく、なかには興味を持たない場合もあります。
自分の部屋に素敵な絵画が飾ってあったらどうでしょうか。
子どもの頃から当たり前のように絵が飾ってある環境は、子どもにとっても美術に触れる機会を増やし興味を持つきっかけになります。
自宅にあるインテリアの一つとして認識していれば、絵の素晴らしさについて、子どもの頃から触れられるのではないでしょうか。
美術は環境によって興味を持つかどうかが変わってくるため、早くから整えてあげることも大切です。
子どもの美的センスを磨く
子ども部屋に絵があることで、自然と美的センスを育てることもできます。
名画と言われる絵にはそれぞれ素晴らしいポイントがたくさんありますし、色彩も美しい特徴があります。
風景画などは、行ったことのない場所をイメージする力が身につきますし、色彩の美しいものを観ることで、子どもの情緒の安定にも繋がります。
大人になってからいきなり身につけようと思っても、できるものではありません。
子どもの頃から無理なく育てていくことで、美的センスを磨くいい機会になるのではないでしょうか。
毎日見ているものだからこそ、自然と子どもの心にも響くものがあるはずです。
子どもの創造力を育てる
そもそも美術は子どものためになるのか?
疑問に思う人もいると思います。
美術を通して子どもの豊かな感性を育むことになりますし、想像力を広げる機会にもなります。
実際に子どもと美術館に行ったことはありますか。
大人が思っている以上に子どもは敏感に感じ取り、成長しようとしています。
外遊びから得られることも多いように、子どもの表現力を育てる意味でも、部屋に絵がある生活はさまざまなメリットがあります。
型にハマりきった考え方から、自由にアイディアを生み出す力を身につけることにもなるはずです。
絵本のように文章があるものではないので「どんな意味があるのかな?」と考えるきっかけになります。
部屋がおしゃれになる
美術は子どもの学びとしての役割はもちろん、インテリアとしても最適です。
子ども部屋にはお友達が遊びに来ることもあると思います。
部屋をもっとおしゃれな空間にしたいと思っている親にとっても、絵を飾るのはおすすめです。
真っ白な壁になにも飾っていない状態もすっきりとして素敵ですが、モダンなおしゃれを楽しみたいと思っている人にとってもたくさんのメリットがあるのではないでしょうか。
子ども部屋に絵を飾るときの選び方
子ども部屋に絵を飾るときに、どんな作品がいいのか迷う人もいると思います。
子ども部屋の絵の選び方について、解説していきます。
部屋の雰囲気にあった絵を選ぶようにしてください。
見ていて気持ちが明るくなるような絵画
子ども部屋に飾るときに、毎日観るものだからこそ、朝起きて見たときに元気をもらえるような華やかな絵を選ぶのをおすすめします。
子ども部屋で勉強しているのであれば、自然と観る機会も増えてくると思います。
もちろん、子どもが好きなテーマが描かれているものや、好きな色などで選ぶのも一つの方法です。
子どもが見たときに自然と笑顔になるような絵を選ぶのもおすすめです。
子ども部屋なので、シックで落ち着いた印象の絵より、元気がもらえるような色使いのものを選ぶなど、華やかなものを選ぶのもポイントです。
子どもに興味を持って欲しいテーマの絵画
子どもに今すぐでなくとも将来的に興味を持って欲しいテーマの絵を飾るのもおすすめです。
例えば女の子ならお花などの風景を描いたものでもいいですし、男の子なら宇宙が描かれたものなど科学の分野に興味を持ってくれそうな絵のテーマを選ぶ人もいます。
特に宇宙は子どもにとっても謎が多いので、どんな世界が広がっているのだろう?と興味を持つ分野でもあります。
家のなかに宇宙をモチーフにしたものが飾られていることも多いのではないでしょうか。
将来的に興味を持って欲しいと思えるテーマでおしゃれなインテリアとして飾ってみてはいかがでしょうか。
肖像画や暗い絵は選ばないこと
なかには「こんな大人になってほしい」と、肖像画を飾りたいと考える親もいると思います。
肖像画もとても素敵な作品ではあるのですが、子ども部屋になると適さないケースもあり、あまりおすすめのテーマとは言えません。
なかには子ども自身が怖がってしまうような肖像画もありますし、苦手なケースもあると思います。
肖像画を飾るときは自宅のリビングなど、家族で一緒に見られるような場所を選ぶのがベスト。
子どもが一人で眺めるには刺激が強すぎてしまうので、印象画はおすすめしません。
また暗いテイストの絵も怖い印象が全面に出てしまうので、子どもが希望しない限りは飾らないようにしましょう。
子どもの成長に合わせて絵を変えるのもおすすめ
子ども部屋に絵を飾るときに、必ずしも同じ絵を飾り続けなくてはいけないわけではありません。
子どもの成長はとても早く、1年でも好みも変われば、部屋の雰囲気も変わってきます。
インテリアとして飾る絵は、子どもの成長に合わせて選んであげるのがおすすめです。
幼児期や青年期などそのときによっても好みがあると思います。
また、ある程度大きくなってきたら、子どもと一緒に飾る絵を選べるといいですね。
子どもにとっても自分が選んだ絵は特に愛着がありますし、長く大切にしてくれます。
まだ自分の好みが確立していない時期は親が選んでいいのですが、一緒に絵画を見ながら「この作品がいいね」と選べるようになると、子どもの成長も実感できて嬉しいのではないでしょうか。
また、会話のきっかけにもなりますし、好みも把握できますね。
子ども部屋は、成長とともに変えていくと考えておくのをおすすめします。
ただ、子ども部屋に絵を飾るのもいいですが、同時に美術館に行き、本物の絵を眺めることも定期的に行うのをおすすめします。
本格的な美術に触れることで、本物志向が身につくので、子どもの教育面にとってもいい影響になるのではないでしょうか。
まとめ
子ども部屋に絵を飾るときに、どんなテーマにしようかなと迷う人も多いはずです。
子どもにはできるだけいい環境を整えてあげたいですし、インテリアで絵画を飾ってあるようなおしゃれな空間で育って欲しいという気持ちもありますね。
子ども部屋には明るく元気が出るような絵を選ぶと、子どもにとってもいい影響になるのではないでしょうか。
絵画があるだけでも子ども部屋の印象が変わりますし、おしゃれに変えていきませんか。
子ども部屋に絵画があるメリットはたくさんあるかと思います。