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仏像とは?意外と知らない4つの謎を紹介

2024 3/01
美術・アート
2022年10月20日2024年3月1日
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仏像のシルエット

仏像は信仰している人が拝む対象ですが、美術品としての側面もあります。

しかし、仏像に縁がない人にとって、仏像は謎がいっぱいです。

今回は、なかなか聞かない「仏像の謎」について4つ紹介いたします。

目次

仏像のポーズには意味がある

涅槃仏像

仏像には、さまざまなポーズがあります。

立っている仏像もあれば座っているものも、さらには寝ている仏像もあります。

ポーズには意味があるのです。とくに手のポーズには細かい意味が隠されています。

例えば、手のひらを上に向けているポーズは「願いを叶えましょう」を意味しています。

手のひらを正面にむけてたてているポーズは「怖がらなくていい」を意味しています。

仏像のよくみる「左手の手のひらを上に向け、右手の手のひらを正面にむけているポーズ」には「怖がらなくていい、願いを叶えましょう」という意味があるのです。

寝ている仏像は、怠けていたり休んでいたりするポーズではありません。

釈迦がこの世を去るときのポーズです。横になっているポーズの仏像は涅槃像、絵は涅槃図といいます。

また、よく誤解されているものが「ほくろ」です。仏像のおでこにある丸いものを「ほくろ」「いぼ」と思っている人がいます。

あれは「毛の塊」です。世界を照らす光と解釈されています。

仏像の材料は石だけではない

大仏

仏像の材料といえば、木や石が思い浮かびます。

実は漆や粘土で作られた仏像もあるのです。漆で作られた仏像は「乾漆像」といいます。

作り方は、木で芯となる土台を作り粘土で仏像の形を作ります。

木で形を作る方法もあります。形ができたら表面に漆と布を貼りつけて、乾いたら中の粘土を取り出します。

細部は「木くそ漆」を使います。

「木くそ漆」は、漆に小麦粉や木の粉などを混ぜて作った漆の粘土のようなものです。

形ができあがったら、表面に金箔を貼ってできあがりです。

仏像の材料は、金や銀や銅もあります。金属で作る場合は、鋳造によって作られています。

仏像の中には中身があります。中身の種類はたくさんあり、経が書かれた紙が入っていることもあれば、紙の毛や水晶などの宝石が入っていることもあります。

中国の仏像は内臓を作って詰めてあることもあります。

いずれにしても、仏像の中に中身を詰めることで「魂を入れた」と考えられています。

仏像によっては、中身を入れたあとにしっかりとふたをしめてしまい、中身が見られないようになっているものがあります。

そういう場合は、レントゲン撮影をして中身を確認することができます。

中身を入れるためには、仏像の中を空洞にしなければなりません。

木で仏像を作るときには、中をくりぬいたり、くりぬいた木を組み合せたりすることで空間を作っています。

仏像の後ろに立っているかざりは背景ではない

不動明王

仏像の頭や体の後ろに大きな板状のかざりがついています。

これは、仏像の威厳を出すための演出用背景ではありません。

光背というもので、きちんとした意味があります。光背は、お釈迦様が悟りをひらいたときの光を表現したものです。

光は、線や丸で作られることもあれば、蓮の花がついていることもあります。

また、こわい表情をした仏像の後ろには光ではなく炎の背景がついていることがあります。

こわい表情をした仏像は不動明王が多く、後ろの炎は不動明王の怒りを表現しています。

不動明王は、他の仏像のように穏やかな顔ではなく怒っています。なぜ怒っている顔をしているかというと「不動明王は、仏法の障害になるものに怒り、仏道に入ったものを守る」といわれているからです。

怒っている顔は、仏法の障害になるものに向けた顔になります。

仏像の背景や動きの意味を理解することで、仏像が作られた理由がわかります。

仏像の肖像画がマンダラではない

胎蔵界マンダラ

美術の中には「マンダラ」というものがあります。

最近は、マンダラの塗り絵も販売されています。

マンダラには、仏像の絵や仏教らしい模様がたくさん描かれているため、仏像の肖像画だと思っている人がいるかもしれません。

しかし、マンダラは密教から生まれた「宇宙を描いた図」です。

マンダラには「胎蔵界マンダラ」と「金剛界マンダラ」の2種類があります。

胎蔵界マンダラは、3個のブロックで構成され中央に大日如来という仏が描かれています。

金剛界マンダラに描かれている大日如来は両手を前で重ねています。

両手を前で重ねている姿は「心を静かにして瞑想しているポーズ」です。

9個のブロックで構成され、一番上の中央のブロックに大日如来が描かれています。

どちらのマンダラにも大日如来が描かれています。

大日如来の大日とは「大きな日の輪」という意味で、大日如来は太陽をつかさどる如来が進化したものとされています。

マンダラには、細かい絵ごとに細かい意味があります。

しかし、美術としてみるならば、仏の肖像画ではなく「太陽のような仏を中心にして包み込むような世界を描いた図」と理解してもいいのかもしれません。

仏像やマンダラを信仰と結びつけて考えるとハードルが高くなるかもしれません。

しかし、昔の人が人々の幸せや平和の願いを込めて作ったり描いたりしたものとして鑑賞してみると新たな見方ができるのではないでしょうか。

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DECOROO(デコルー)
小さなデザイン会社のWeb担当。アートとインテリアをこよなく愛するこだわり屋さん。休日は美術館やレトロな歴史的建造物、神社仏閣などを探訪して過ごす。最近は一眼カメラに奮闘中。猫好き。
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