多機能家具(複数の機能を持つ家具)が注目を集めています。
従来であれば、一つの用途に対して一つの家具を用意する必要がありました。
しかしながら多機能家具を用いれば、色々な家具を買い揃える必要は無いため、省スペースです。
この記事では、多機能家具をおすすめする理由や、おすすめの家具をご紹介していきます。
これからの時代は多機能家具!その理由とは?
従来、ソファーやベッド、デスクに本棚等、私たちの暮らしを支える家具は多くのご家庭で当たり前のようにその役目を果たしてきました。
ところが、近年では一つの役割のみが備わっている家具よりも多機能家具が注目を集めており、これからの時代も大いに需要があると言えるでしょう。
では、今後家具を購入するときも多機能家具がおすすめな理由をご紹介していきます。
多機能家具がおすすめな理由①|人々のモノ離れ
「ミニマリスト」や「断捨離」といったワードが流行したように、人々のモノ離れは年々加速しています。
「不要な物は持たない」というのがコンセプトではありましたが、その意識はとうとう家具に及び、家具を捨てる或いは売ってしまうという方も増えてきています。
そういった方に好まれるのが多機能家具で、多機能でありながら場所は一つ分しか取らないとあり、買い替える方も多いようです。
多機能家具がおすすめな理由②|在宅ワークの普及
ここ数年で在宅ワークは急激に普及しました。
中にはオフィスを引き払い、仕事は完全に在宅ワークとする企業まで出てきていきます。
そういった働き方の変革もあり、在宅ワークができる環境を整えるべく多機能家具を買い求める人が増えています。
自宅にワークスペースを設けようとしても、中々場所が無いというご家庭も多いはず。
そんなとき多機能家具を導入すれば、現在の生活環境を維持しつつも作業場を設けることが叶うのかもしれません。
多機能家具がおすすめな理由③|災害の多い国だから
日本は災害大国と言われており、特に身近な災害が地震や台風です。
首都直下型地震や南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくないと言われているほどに私たちの身に危険が迫っております。
家具が多い家であれば、当然ながら危険性が増すでしょう。
いつもよりも大きい地震を体感する度に各家庭では家具を見直し、減らす動きがあるようです。
災害のような非常時でも多機能家具のみを置いておけば、ある程度の避難経路は確保できるのかもしれません。
一台◯役!おすすめの多機能家具をご紹介!
多機能家具はモノ離れや災害への備え、在宅ワークの作業環境を整えることからおすすめです。
ただ、一概に多機能家具と言えどその種類は豊富。
これから多機能家具はどのようなものがあり、おすすめなのかをご紹介していきますので、買い替え等のご参考にしてみてください。
多機能家具の代表格「多機能ベッド」
多機能家具の代表といえば、多機能ベッドを思いつく方も多いはず。
常時ホームセンター等に置いているため、多機能家具を知らない方も知っているのがこの家具の特徴です。
ベッドをロフトほどの高さに上げ、下の空いたスペースはワークスペースやクローゼットとなるタイプは多く見られます。
また、ベッドが跳ね上げ式となっており、収納スペースとなっているものを検討したことがある方も多いのでは?
最近ではお気に入りの本や小物をディスプレイできる棚が備わったものもあり、寝ているときでも近くに置いておきたい方におすすめです。
簡易ワークスペースを作れる「多機能カップボード」
突然在宅ワークと言われても、自宅にワークスペースを設けられない方も多いはず。
そんなときは多機能カップボードがおすすめです。
多機能カップボードは本や小物を収納する機能を持ちながら、在宅ワーク時にはコンパクトデスクを展開することができます。
作業をしないときには仕舞っておけるため、自宅やオフィス、サテライトオフィスを頻繁に行き来する方にとっては簡易ワークスペースとなり、都合が良いのかもしれません。
また、間切りにもなるため、万が一家族との共有部に置くことになったとしても、簡易ではありますが自身の空間は確保できます。
省スペースという意味では、うってつけのインテリアです。
急な来客にも対応「多機能テーブル」「多機能ソファー」
日本の家族形態は核家族傾向にあります。
そのため、例えば夫婦二人暮らしの家に家族が来訪すると、食事を摂る場所や寝る場所の提供問題が浮上します。
そんな悩みを解決してくれるのが多機能テーブルやソファーです。
多機能テーブルは一般的なサイズでありながら、家族や友人の来訪に合わせて臨時テーブルを引き出すことで、より大人数での食卓を実現することが可能です。
また、多機能ソファーは、寝具としても使用できるため、布団やベッドを用意せずともそこが寝床に早変わり。
まさに時代に合った省スペース家具と言えるでしょう。
まとめ
災害や省スペース志向から様々な機能を兼ね備えた多機能家具を求める方が増えています。
こういった家具は、私たちのこれまでの暮らしを維持しながらも、より便利で豊かな環境を提供してくれるでしょう。
家具の買い替えを考えている方は、多機能家具の導入を考えてみてはいかがでしょうか。