本記事では生きている観葉植物を手放すための方法、枯れた観葉植物の捨て方について解説いたします。
観葉植物の処分に困っていませんか?
枯れた観葉植物をそのままにしておくことは、部屋の見た目や風水による運気の低下が気になりますね。
なかには簡単には運べないほど大きいものもあり、仕方なく放置している方も。
大きな観葉植物の捨て方についても触れていきます。
引っ越しや模様替えをするために観葉植物を手放したいのに捨て方がわからず悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
本当に枯れている?観葉植物を捨てる前に根・茎をチェック!
お部屋の観葉植物が枯れたように見えているかもしれませんが、もしかしたら休眠期かもしれません。
観葉植物は寒い時期は自ら生長をストップさせ、余分な栄養を使わないようにする品種があります。
観葉植物を捨てる前に、根と茎をチェックしてみましょう。
枯れた観葉植物の特徴は以下のとおりです。
- 根・・・黒ずみ・悪臭が発生
- 茎・・・水気がなく折れやすい
根が白く、茎がイキイキとしているならまだ生きている証拠。
また茎を指で押したときに、弾力性がある場合も同様です。
あなたの観葉植物がまだ生きているなら、捨てずに済むかもしれません。
枯れた観葉植物を捨てる方法
枯れている観葉植物の捨て方としては、植物や土、鉢などそれぞれ分別する必要があります。
小さな観葉植物や土が少量であっても、自治体のルールを守って捨てましょう。
観葉植物の捨て方|可燃ゴミとして処分
観葉植物そのものは可燃ゴミとして処分可能です。
高さや大きさがある観葉植物は、可燃ゴミの袋に入るサイズにカットしましょう。
ただし自治体によっては注意が必要です。
可燃ごみは、一度に捨てられる量が決まっている自治体があります。
大量の観葉植物を捨てる場合は、自治体のルールに従いましょう。
土の捨て方|不法投棄に注意!
土は廃棄物ではなく自然物であるとされ、焼却できないためゴミとして処分できません。
土を外に捨てると不法投棄となる可能性があるため、注意が必要です。
庭がある家ならそのまま捨てられますが、集合型の賃貸住宅では難しいでしょう。
その場合は購入した店やホームセンター、園芸店などで不要になった土を引き取ってもらえることがあります。
また土を回収業者に依頼する方法も。地域の業者に確認してみましょう。
なお使用済みの土はすでに養分が残っていない場合が多く、植え替えには不向きです。
鉢の捨て方|自治体のルールを守る
鉢の素材は、ほとんどの場合がプラスチックや陶器です。
素材によって住んでいる地域によって捨て方が異なります。
自治体の取り決めに従って捨てましょう。
分別が難しい場合|ゴミ処理施設に持ち込む
観葉植物の分別が難しいなら、居住地域のゴミ処理施設に持ち込む方法が有効です。
ただし、開業時間内にこちらから出向くことが前提です。
直接引き取りに来るサービスがないため、持ち込む手間がかかります。
ゴミ処理施設が遠方なら、車がなければ難しいかもしれません。
しかしゴミ処理施設は即日処分が可能なため、都合がよい日時に捨てられます。
大きな観葉植物の捨て方
両手を使わなければ運べないほど、大きな鉢の観葉植物は処分に困りますね。
観葉植物がまだ元気な状態であれば、無料で譲ったり売ったりする方法があります。
しかし枯れている観葉植物は復活が難しいため引き取ってもらうことが難しいでしょう。
サイズが大きな観葉植物が枯れた場合は、有料で処分する方法があります。
無料と有料の処分方法をそれぞれ見ていきましょう。
観葉植物が生きている場合|無料で処分
元気な状態の観葉植物を捨てることに罪悪感を抱く人は多いでしょう。
観葉植物が生きている場合は無料で手放す手段には、知人に譲ったりネットで販売したりするなどの手段があります。
また専門業者に下取りしてもらう方法もあるでしょう。
知人に譲る
観葉植物が欲しいという知人がいれば譲る手段があります。
育て方をメモに書いて渡すと親切です。
ただし相手が観葉植物を欲しがっていないのに無理やり押しつけると、人間関係のもつれを招く可能性があります。
観葉植物の譲渡がトラブルの原因にならないように注意しましょう。
また霧吹きや肥料など、あなたが観葉植物の育成に使用していたアイテムを、観葉植物と一緒に譲る場合も同様です。
「自分でアイテムを揃えたい」と考える人がいるため、必要かどうかを相手に確認しましょう。
ネットオークション・フリーマーケットで販売する
ネットオークションやフリマアプリで欲しい人に売る方法です。
ネットで下取りするサービスもあります。
ネット上での販売は、処分にお金がかからないことがメリットです。
観葉植物が欲しいという知人がいないなら、活用を検討しましょう。
専門業者に下取りしてもらう
専門業者やリサイクルショップに、観葉植物を引き取ってもらう方法です。
観葉植物の取り扱いがあるかどうかを店舗に確認し、下取りの日時を相談しましょう。
観葉植物が枯れている場合|有料で処分
すでに枯れている大型の観葉植物は欲しがる人が少ないため、有料で処分する方法が一般的です。
風水では枯れた観葉植物は運気をダウンさせるといわれています。
環境や世話が原因で枯れることもありますが、よくない気を浄化させてくれたのかもしれません。
枯れた観葉植物を捨てる際は、罪悪感ではなく感謝の気持ちを大切にして早めに手放しましょう。
不用品回収業者に処分を依頼する
不用品回収業者は引っ越しに有効な処分方法です。
枯れた観葉植物以外にも日常の不用品をまとめて処分できます。
料金は不用品の数や会社によって異なるため、まずは複数の不用品回収業者に問い合わせ、見積もりを依頼しましょう。
大型ゴミ(粗大ゴミ)としての捨て方
自治体の大型ゴミ回収サービスを利用し、観葉植物を捨てる方法です。
大型ゴミは予約制のため処分する日が予定に組み込めます。
多くの自治体はゴミ処理券を購入し、観葉植物に貼りつけるシステムです。
観葉植物のサイズによって料金が変わります。
まずは大型ゴミの窓口へ問い合せてみるとよいでしょう。
大型ゴミは即日対応が難しいため、余裕をもって連絡することが大切です。
まとめ
今回は、観葉植物を手放すための方法、枯れた観葉植物の捨て方について解説いたしました。
観葉植物は生き物です。
人間と同様に寿命があるため、お別れがやってきます。
風水の考え方では、枯れている植物は部屋の運気が停滞しやすいといわれています。
できる限り早めに捨てましょう。
もし観葉植物が元気な状態であれば、処分ではなく他の人に譲って育ててもらう方法があります。
引っ越しや模様替えをきっかけに、部屋のインテリアを一新しませんか。
おしゃれなインテリアを迎え、新しい部屋で日常を再スタートさせましょう!